不安定な政治

野田総理が解散を宣言しましたね。もう少し野田さんの手腕を見たかった気もしますが、沈む一方の民主党が情勢を挽回するには最後のタイミングだったのでしょう。民主党がちょっと持ち直した感もありますが、時既に遅し。この三年余りの民主党政権はあまりに酷かった。良かれと思って二大政党制を指示した国民も忸怩たる思いでしょう。TPP・原発・消費税という三大争点は政治家のポリシーをあぶり出す絶好の試験紙。この際主義主張を明らかにして、はっきりした対抗軸で政界を再編成してもらいたいものです。



残念なのは維新の会。中途半端に国政に進出などせず、地方から経済振興の新アイデアを試して欲しかった。それが上手くいけば他の地方の参考になりますからね。



しかし、中国も次世代指導者への政権委譲が難航しており、最後まで大揉め。アメリカも国を真っ二つに割っての現職支持。ロシアも経済は失速気味。ユーロは先行きが見えず。世界はかなりブルーな状況です。そんな中で我々商売人がやるべきは、技術と世情のトレンドを読んで先手を打つこと。なるべく先入観に囚われずに広い視野でビジネスのビジョンを組み立てること。規模の大きい小さいは関係ありません。お互い切磋琢磨いたしましょう。