リクルートがネット通販

リクルートがネット通販 仮想商店街、楽天を追撃



ま、十年遅いよ、の一言ですね。(^^; ちまたではリクルートという会社と人に良いイメージがあるようですが、過大評価だと思うところもあります。特にWeb系では、強みがあると言われながら結果を残せていません。ISIZEとかちゃんとやってればYahoo! Japanのポジションを取れたでしょうし、他の情報誌分野も同様に成功しているとはとても言えません。唯一独特の強みを確保しているのはカーセンサーじゃないですかね。



そして今回は通販への進出なのですが、モール形態としては楽天市場とAmazonが圧倒的な存在感があり、時既に遅しでしょう。仮に効果的な施策を打ち出せたとしても、先行している二社が真似したら終わりですからね。



で、思考実験として、私がリクルートの担当者だったらどう戦略を組むか考えてみました。時代に逆行している様に見えるでしょうが、あえて紙の強みを押し通すべきなんじゃないでしょうか。そして、早く海外、特にアジア圏のマーケットを押さえることを優先すべきと思います。まだまだアジア圏は通信環境が貧弱で、Web化は浸透していません。やる気のある若手に全面的に権限委譲して、新規事業(日本での成功モデルの現地移植)をどんどん立ち上げさせれば良いと思います。盛り上がると思いますよ〜。組織活性のDNAこそがリクルートの強みですから。人の後追いよりも、人がやらないことをやる。それこそがリクルートが成長してきた王道なんじゃないでしょうか。