不安定な政治

野田総理が解散を宣言しましたね。もう少し野田さんの手腕を見たかった気もしますが、沈む一方の民主党が情勢を挽回するには最後のタイミングだったのでしょう。民主党がちょっと持ち直した感もありますが、時既に遅し。この三年余りの民主党政権はあまりに酷かった。良かれと思って二大政党制を指示した国民も忸怩たる思いでしょう。TPP・原発・消費税という三大争点は政治家のポリシーをあぶり出す絶好の試験紙。この際主義主張を明らかにして、はっきりした対抗軸で政界を再編成してもらいたいものです。



残念なのは維新の会。中途半端に国政に進出などせず、地方から経済振興の新アイデアを試して欲しかった。それが上手くいけば他の地方の参考になりますからね。



しかし、中国も次世代指導者への政権委譲が難航しており、最後まで大揉め。アメリカも国を真っ二つに割っての現職支持。ロシアも経済は失速気味。ユーロは先行きが見えず。世界はかなりブルーな状況です。そんな中で我々商売人がやるべきは、技術と世情のトレンドを読んで先手を打つこと。なるべく先入観に囚われずに広い視野でビジネスのビジョンを組み立てること。規模の大きい小さいは関係ありません。お互い切磋琢磨いたしましょう。

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コメント

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福澤諭吉 日時 :

野田首相が韓国・中国と決裂してくれたことは歴史的大功績だと思います。日韓条約や日中国交回復を行った自民党政権では韓国・中国との決裂は不可能だったでしょう。

金本 日時 :

米国と違い日本では電子書籍の価格決定権がアマゾンではなく出版社側にあるのでキンドルは売れないだろうという見方があります。



キンドルが売れないこれだけの理由

http://toyokeizai.net/articles/-/11724

CONTACT岡野 日時 :

福澤さん>経済に与える悪影響を考えると上策でもなかった気がしますが、外交で一方が遜っている状況も健全ではないですからね。功罪相半ば、といったところでしょうか。



金本さん>コメント先が違う気もしますが(笑)、私はKindleは売れると思っています。確かに価格決定権は持てませんでしたが、結局市場が最終的には物事を決めるのです。売れれば、出版社も電子書籍市場を無視出来ません。Nexus 7を使っているユーザーの感想を聞いていると、実はスマホよりもタブレットがモバイルデバイスの本命かも、と思えてきます。電話は単なるタブレットの1アプリとなり、進歩はタブレット分野で一番著しく起こるのかも。そうなると、電子書籍を読む習慣は否応なく生活に根付いていくでしょう。どちらにしろ、結論は数年経たないと出ません。私はポジティブな方向にベットします。(^^)

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