ロジスティクスの進化

最近Amazonの発送が早いな、とお感じではありませんか? 朝注文して当日到着、夜注文して翌日午前中到着、が当たり前のようにあります。慣れるとこれが当然と感じる。怖いですね〜 これを支えるのは物流(ロジスティクス)の進化です。Amazonは首都圏と関西圏に巨大な自前の倉庫を建設し、当日配送を可能な限り増やしています。そして、忘れてならないのはモノを運ぶ物流網。ヤマト運輸は一般企業向けにも当日配送サービスを提供すべく、三大都市圏における当日配送サービスを拡充すると発表しました。



ヤマト運輸、東名阪間で当日宅配へ 2016年めど



驚きですよね。これでは実店舗の競争力は落ちる一方で、ECへの依存度は上がって行くでしょう。



忘れてならないのは、国際輸送のスピードアップです。



海外宅急便展開地域への「国際宅急便」の最短翌日配達を11月15日からスタート



香港・台湾・上海へは翌日配送ですよ。しかも料金は従来と据え置き。凄い時代ですよね。実際にウチが海外(アメリカ・イギリス等)から商品を輸入した場合でも、少し高いExpress料金を選択すれば三日程度で入荷したりします。国内から仕入れてるのと殆ど変わりませんよね。



全てのサービスはグローバル化し、スピードアップ、そして低価格へ。サービス提供者の競争は熾烈でシンドイと思いますが、このインフラの進化を商売に使わない手はありません。まだまだ国を超えれば競争力のある商品・サービスは数多くあります。そういう発見をするためにも、是非ご自身の目で海外の現状をご覧になることをオススメします。必ず新しいビジネスのヒントがあるでしょう。