SNSは使い分けされるか?

2013年には若い女性のFacebook離れが深刻化する?:4つのコミュニケーションツールの今後の使われ方



ご紹介の図をご覧頂きたいのですが、このエントリーで取り上げられているSNS四つのポジショニングを表しています。



1.Twitter

2.Facebook

3.PATH

4.LINE



上から順に段々交流範囲が狭くなって、より親密な仲で使うツールになっていくのだとか。

で、2013年には若い女性がFacebook離れを起こす?



うーん、それは無いんじゃないですか?



TwitterとFacebookは分かります。

Twitterは面識の無い人やニュースアカウント等の外部情報を広く拾う場、そしてFacebookは閉じた友人関係の中で交流を深める場。

これはもう確定でしょう。

で、その先により細かい範囲限定のSNSが使い分けされるようになる、と述べられているのですが、そんな面倒な使い分けするわけないですよね。

少なくとも、一般大衆に広く普及はしない。

より身近な仲でメールや電話が使われる事も、別に今と何ら変わる現象でもないですからね。

正直、業界人の独善で、普通の人はそんなに新しいサービスを沢山紹介されても辟易しているでしょう。



Facebookがmixiに変わって使われるようになったのは、日本という狭い世界を越えて世界で使われているプラットフォームだから。

mixiが方向性を誤らなければ、今でももっと使われていたと思うんですが、今の地位低下は彼ら自身のエラーに起因する部分も大きいと思います。

今後Facebookがよほど商業主義に傾いて嫌〜な場になれば別でしょうが、そうでなければ今後数年〜10年単位で長く使われるプラットフォームとして重宝されるんじゃないでしょうか。

大事なのは、そこに居る人間関係であって、サービスそのものは二の次なんですよ。

だから一旦構築したソーシャルグラフは、簡単には破棄されません。

それで良いんじゃないでしょうか。