携帯サイトの販促手段について

今日質問されて困ったのが、「携帯ショップサイトの販促はどうしたらいいですか?」というものです。



う〜ん、携帯は難しいんですよね…。



多分、下記の四つに大別されると思います。





1.検索エンジンへの登録

 これは、無料で今すぐに出来る定番です。PCサイトと同じですね。Yahoo!モバイルも今のところは登録無料ですが、掲載サイトが増えればPC同様ビジネスエクスプレスの対象になるでしょうね。今のウチに登録しておくべきでしょう。





2.PCサイトからの誘導

 PCサイトをお持ちのことが前提ですが、これは今どきどなたもお有りでしょう。トップページにQRコードを張るとか、メルマガや受注返信メール内で携帯サイトの存在を告知するなど、地道な活動になります。





3.PPC(サーチワード)広告

 今はAdwords・Overture共に携帯サイトに対応しています。但し、使い方に大きな違いがありますので要注意です。



 ・Adwords:これはPC向けと同様の作業です。画面内に「モバイル広告」というメニューがありますので、サイトのURLや配信先キャリア(3キャリア全部か、特定のキャリアか)などの設定を行います。



 ・Overture:さあ、ここが問題です。どうも画面内に携帯サイト向けの設定が見当たらなかったので、サポートに電話しました。(OvertureサポートTEL:0120-123-076 平日9時-18時 土日祝休) 何と、管理画面からは設定出来ないそうです。代理店を紹介するので、そちらに連絡しろと。



 <携帯用Overture広告の代理店窓口>

  ・アイレップ03-5464-3281

  ・アウン03-3239-2727

  ・オプト03-5561-9141



 で、要注意点。「月額30万円以上の出稿が条件です」ですって!! う〜ん、人手を掛けるポイントを間違えてませんか、Overtureさん?





4.オプトインメール

 PC向け市場ではすっかり下火になった感のあるオプトインメールですが、携帯向けには有効な手法の様です。なぜなら、携帯は検索するツールではなく、メールツールだから、ですね。リストを買うのにお金が必要ですが、こちらから強制的にメールを送る手法が携帯向けには有効です。





この辺りの状況は、ここ数年変化が無いように感じます。

文字入力と画面表示に限界のある携帯の世界では、今後もずっと常識なのかも知れませんね。
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メルマガに代表されるローテクの重要性

今日、メルマガの重要性を再認識する事がありました。



おちゃのこネットでショップを開業されている方のパソコンスキルは様々ですが、恐らくその方の周囲では最も詳しい層に属してらっしゃるのだと思います。

我々の様にネットサービスを提供する仕事に携わっていると、世間の実情と距離感がかけ離れてくることがあるのですよね。



BLOG・SNS・Web2.0。

当たり前に思えていますが、世間でこれらを認知しているのは実は2割以下かも知れません。

乱暴な言い方をすると、世間の大部分は、新しい技術トレンドへの取り組みも、そもそも日常のアクションそのものが、受け身なのです。

ですから、ネットショップのオーナーもあまり新しい事象に振り回されない方が良いですね。



売上を上げるためには、やはりメルマガによるPush型の情報発信が重要ですし、もっと言えば電話番号を大きくネットショップのトップページに表示しておくことが数字に直結するでしょう。

リアル店舗をお持ちの方は、チラシの配布が一番のネットショップへの集客手段かも知れません。



世間より、半歩だけ先を行く。(=先を行き過ぎない)

これ、大事です。(^^)



そうそう、ウチのメール配信サービス、評判良いんですよ。

一度ご覧になってみて下さい。(チャッカリ)(笑)



■多重ステップ式メール配信システム「Autostepmail

ドロップシッピング

少しずつ動き始めていますね、ドロップシッピング。

(ドロップシッピングについては以前の記事をご参照)



今日、某社さんと提携の打ち合わせをさせて頂きました。

来月くらいには公式に発表させて頂けると思います。



個人的にはアフィリエイトよりも商売の本質にはるかに近い形態だと思って期待しています。

既存のネットショップのオーナーさんも、自ショップの品揃えの弱点を補う仕入れが出来ますから、大いに活用出来ると思いますよ。



ちらほらとシステム提供の動きが出ていますので、当社も早期にご提供したいと思っています。(^^)

米Google、ホスティング事業者向け「AdSense API」ベータ版を公開

●米Google、ホスティング事業者向け「AdSense API」ベータ版を公開



う〜ん、Googleはこういう人手を掛けないで機械的に付加価値を増すための仕組み作りが上手いですね〜。

今後全てのASP業者は管理画面にこの機能を実装し出すんじゃないでしょうか。



早速ウチも考えたいと思います。(^^)

時間の持つ重み

週末に、ふと学生時代に毎日通った中華料理屋さんに寄ってきました。

卒業してからもう18年。

まだ店があるのか不安でしたが、少し改装して綺麗になってはいましたが、健在でした。

暖簾をくぐった途端に、「あっ、岡野君やん!」と。

覚えてくれていたんですね〜。

嬉しかったです!



で、村上ファンド。

今日ついに逮捕されちゃいました。

村上ファンドは、1999年設立です。

つまり出来て7年の会社。

片や中華料理屋さんは、開業35年だそうです。

実は日本の会社で、設立から10年後に生き残っている会社はわずか3%ってご存じでしたか?

それだけ、歳月を重ねて生き残る事は難しい事なのです。



いっとき調子が良い人は沢山居ます。

特に景気の良い時には。

でもニセ物は時間の流れに抗えないんですね。

馬脚を現す、ってこういう事だと思います。



株式会社コンタクトは、設立から9期目です。

派手な事に惑わされず、じっくりと地力を付けていきたいな、とそう思います。

私が田舎の生まれだからかな?(^^)

「一休」に見る後発企業の勝ち方

高級ホテル予約専門サイトとして有名な一休.comが、レストラン予約サービスに乗り出しましたね。



一休.comレストラン



旅の窓口がホテル予約で圧倒的シェアを占めていた状態で、誰もがもう適わないとあきらめていましたが、見事に高級ホテルにターゲットを絞って成功したのはお見事な戦略でした。

今回も高級レストランに絞った、同じ戦略での展開です。



ネットが珍しかった1990年代ならいざ知らず、今のタイミングで新規にネットの世界に乗り出す企業は皆参考にすべきですね。

総花的な展開では、まず先行企業に勝てません。

明確な特色と、ターゲットの絞り込みが必ず必要です。



にもかかわらず、どれだけのサイトが同じ間違いを繰り返しているか…。

アナタのサイトは、AmazonでもなければAskulにもなれないのです。

薄い品揃えは、無いのと同じです。

入り口を狭く、奥行きを深く。

大事なのは、アナタがやっていて楽しい分野に注力することです。



眉間にシワを寄せていると、お客様に伝わりますよ。(^^)

Ajax 対 Flash

@niftyがAjaxを利用した「Webメール2.0」サービスをリリースしたそうです。

(CNETのニュースソース)



少し試してみましたが、Googleのgmail感覚で良くできてますね。



少し前まではリッチコンテンツの本命はFlashと皆が信じて疑わなかったのですが、Googleの新サービスリリースラッシュであっという間にAjaxが次世代インターフェースの主流に取って代わってしまいました。

これ、最終的にどちらに軍配が上がるんでしょうね?



Flashを使用したUIの先進の試みとしては、「fotologue」がありますが、どうしても動作のもっさり感がぬぐえません。

見た目は非っ常〜〜にキレイなんですが…。



個人的にはFlashで多くのSiteを作ってきましたから愛着はあるんですが、MacromediaがAdobeに買収された時点で終わってしまったのかも知れません。

技術トレンドの動向にはアンテナ張っていないと怖いですね。(^^)