Web活用の実態

街場のWeb活用論。本当の便利は利用者が知る



昨年ウチのセミナーでもお世話になった宮脇さんの連載記事です。面白いですね。IT業界にいると感覚が麻痺するのですが、自分達の常識は決して社会の常識ではありません。業界内では当たり前のサービスでも、それがどれだけ一般社会で使われているのか、役に立っているのか、どこが利用するにあたってのハードルになっているのか、肌身で知っておくべきなんですよね。ここに出てくるご友人の電気工事の会社では、Googleカレンダー・Dropbox・LINE、そしてiPhoneを業務の助けになるものとして使い込んでいます。で、それだけITを活用するスキルのある会社なのに、自社HPについてはまだこれからなんですね。こういうところが、実はビジネスチャンスでもあるのだと思います。世の中の半歩先を行く。これが大事なんですね。あまり先を行ってもニーズがついてこない。時機を逸すれば競合に遅れを取る。最適なタイミングを見極めるのは、最後は経営者の勘なんでしょうか。

中国の大気汚染

【中国大気汚染】NASAの衛星写真がヤバすぎる件【画像あり】北京は企業が営業停止、ぜんそくや気管支炎急増、マスク売り切れ、迫りくる砂漠化

大気汚染粒子予測動画



これ、ある意味福島どころではない汚染状況なわけで、ネットで騒がれてようやく一般メディアも取り上げるようになりました。地図で見る限り、西安とか成都あたりが一番の汚染源なんでしょうか。私が不思議なのは、よくこの状態を北京の首脳部が許しているな、と。彼ら指導層にとって一番の関心事は自身と身内の健康問題なんじゃないでしょうか。富裕層が安全を求めて高価な日本の食材を買い求めているのは有名な話しなんですが、北京がこんなに汚染されてたんじゃ外も歩けない。彼ら自身の為にもさっさと対策打って欲しいものです…。

DELL身売り

DELLの身売りが実現しそうですね。一時代を築いた偉大な企業でしたが、旬は過ぎちゃいましたね。改めて創業者のマイケル・デルの経歴をWikipediaで見てみました。
経歴 [編集]



若年期 [編集]

テキサス州ヒューストンに住む、裕福なユダヤ人の家庭で生まれ育つ。父は、歯科矯正医。株式仲買人である母の影響で、早くから商才を発揮したデルは、12歳の頃に流行していた切手収集に着目し、切手のカタログを作成して雑誌に広告を出し、2,000ドルを稼いでいる[2]。16歳の頃には、新聞の新規購読勧誘のアルバイトで新婚家庭や転居者に的を絞ったアプローチを行い、18,000ドルを稼いだ[2]。

やがてコンピュータに興味を持ちだし、15歳の頃に買ってもらったApple IIを好奇心から分解する[2]。店頭に売られているコンピュータを分解し、強化されたコンポーネントで組み立ててアップグレードしては友人に販売していた[2]デルは、やがてこれが大きなビジネスチャンスになると確信する。

しかし両親は医学部への進学を望み、1983年にテキサス大学オースティン校に入学する。在学中も、コンピュータをアップグレードして金を稼いだ。



起業 [編集]

1984年、19歳の頃に、わずか1,000ドルの資金を元手に学生寮の自室でコンピュータ会社「PC's Limited」を起業。同年に大学を中退し、本格的な会社の経営に乗り出す。

「販売店やディーラーを介さず、注文生産の製品を直接顧客に販売する」というコンピュータ業界初の直販制度を採用したことで会社は急成長を遂げ、1988年には24歳の若さで NASDAQ に株式公開を果たした[3]。同年に社名を「デル・コンピュータ」と改める。1992年に会社はフォーチュン500入りを果たし、デルはフォーチュン500社中最も若い最高経営責任者になった[4]。2003年には製品ラインを拡大し社名を「デル」に改名[5]。

2004年7月には最高経営責任者職をそれまで最高執行責任者を務めていたケビン・ロリンズに譲った[6]。2007年2月、ロリンズの辞任に伴い、最高経営責任者職に復帰している[7]。
栴檀は双葉より芳し、と言いますが、そのままのビジネス人生ですね。



日本で最初にアメリカのWindowsパソコンメーカーのブームがやってきたのは1991年のコンパックショック。これで一気にDOS/Vが普及し、富士通のFM/Vと激しい販売合戦を繰り広げました。その後Gatewayが直販モデルを引っさげて日本市場に進出し、これも売れまくりましたね。DELLの日本市場進出はGatewayと人気を二分しましたが、いつの間にか差がついてGatewayは会社自体がダメになり、DELLの独り勝ち状態になりました。成長期には手厚いサポートが有名だったんですよね。私も当時何度かサポートセンターに電話しましたけど、最初から知識豊富な男性社員に電話が繋がり、高度なやり取りで問題を解決する手腕には感動したものでした。その後日本市場のサポート窓口を中国に移したりして、評判落としたのは残念でしたね。



もうデスクトップPCを売る時代じゃなくなっちゃったんですね〜 普通にネットとMSオフィスを使うにはコンピュータの性能は充分向上したので、差別化するにはノート型などのモバイル用途が主戦場になってしまいました。DELLも途中でサーバー製品に主軸を移しちゃいましたものね。あの落ち目のAppleがここまで復活するとは思いもしませんでしたし、IT業界のこの30年は正に激動と呼ぶに相応しい時代でした。ま、DELLがなくなっちゃうわけではないんですが、ちょっと昔を振り返ってみました。私も年を取ったんですね(笑)