車載オーディオのあるべき姿とは?

モバイル・ファースト世代が購入を考える車とは?!



ま、気持は分かりますが、中二的発想ですよね(笑)。車載環境というのは大きなポテンシャルを皆が認知しているにも拘わらず、あまり進歩しません。カーナビのメディア競争がCD・DVD・HDDと来て、ようやく最近SSDのポータブルナビが主流になろうとしています。音楽環境は、数年前からiPodアダプターがオプションとして用意されるようになりましたが、未だに常時ネットに接続される状況は普及していません。トヨタの「G-BOOK」、ホンダの「Gathers」、日産の「カーウィングス」なんてサービスは提供されているんですが、まだまだ中途半端なんですよね。結局のところ、メーカーの自前ハード/OS/サービスという発想が汎用OS/サービスの導入を妨げており、IT業界の進歩にいつまでも追いつけない状態が続いています。まあ、最低数年は乗り続けて下手すると20年とか流通し続けるクルマ業界と、毎年端末を買い換えるかも知れないIT業界のペースが合致するわけないですよね。



この記事では
自動車のエンターテインメントシステムをiPadに置き換えてくれたメーカー(但し標準状態のiPadで、メーカーによる拡張はなし)が勝利をおさめると、予測しておこう。
なんて書いてますけど、そんな状況は永遠に実現しないと思います。クルマ業界は、メーカーとサードパーティの双方がお互いの足りないものを補完するエコシステムが出来ていますから、気の利いたシステムは社外品に期待して下さい。ま、既にギーク層は勝手に好きなITデバイスを積んで楽しんでいると思いますが。