サービス部門の海外流出

今、「CARZY.net」にPDF版のダウンロード販売機能を追加すべく開発中です。

海外向けにドル/ユーロ決済をする事を考慮して、決済システムにはPayPalを採用する事にしました。

マーチャント契約の申請をして審査中なのですが、この契約申請プロセス、日本国内で予備審査をした後は中国の上海に投げられるんですね〜

少しぎこちない日本語で電話が掛かってきて何事かと思いました。



しかしこれ、昔なら100%日本国内で行われていた業務ですよね。

製造業の工場が海外移転するのは普通ですけど、日本国内向けに日本語で行うサービス部門が海外移転していくのは本当に脅威です。

今のところこうしたところまで踏み込んでいるのはPayPalやDELLなどの外資系企業ですが、日系企業が本気で海外に持ち出したら国内の雇用はどうなってしまうのでしょう。



とここまで考えて思ったんですが、本当はこういう高度なナレッジ業務、日本国内で海外向けに受け持ってもおかしくないはずなんですよね。

語学力と、ホスピタリティ。

アメリカとかヨーロッパとか、サービスクオリティの低さに辟易してるという話は良く聞くので、案外大きなビジネスチャンスだったりして。

どこかのコールセンターさん、真面目に考えませんか?