日経夕刊

毎月4,000円超の購読料を無駄だなと思いながら日経新聞をやめられないのは、夕刊のファンだからです。

個人的には朝刊より断然読むところ多くて面白いです。

いつも後ろのページから読むんですけど、「こころの玉手箱」に登場する名士のこぼれ話に始まり、社会面、スポーツ面、将棋欄、「人間発見」の人物紹介連載、「プロムナード」のコラム、たまにパズル、総合面、最後に一面。

盛り沢山です。

日経って、スポーツの記事も充実してるんですよね。

多分社内では出世コースじゃないだろうな、なんて余計なお世話な想像をしながら、記者さんの人間味溢れる切り口を楽しみにしています。

あと、将棋欄も面白いんですよ。

将棋って、ある程度の棋力がないと棋譜そのものは楽しめないんですよね。

アマチュア三段程度の棋力はあったのですが、それでも棋譜が溢れた解説は読む気がしません。

そこが河口俊彦老師の解説は抜群の面白さ。

将棋世界誌の「対局日誌」が連載終わってしまったので、河口さんの観戦記が読めるのは日経だけなのかな?

これだけで買う価値があります。

夕刊全体に漂う、朝刊とは違う緩さ、というか、独特の空気が良いんですよね。

変にデスクの縛りが強くなくて、各コーナーが伸び伸び色を出しているカンジがします。



あ〜、夕刊だけの購読プランがあれば良いのにな!