バブルの思い出

バブルの時代、バブル経済



調べ物をしていたら面白いサイトを見つけてしまいました。

1980年代後半から1990年代初頭にかけての日本のバブル時代を整理してあります。

う〜ん、同じ国とは思えませんね。

まだほんの20年ほど前の事なんですよ。

これとかこれとか、ドギツイですね〜(笑)



時代の流れがあったんですよね。

日本の戦後経済の発展 〜 貿易摩擦 〜 プラザ合意&円高 〜 内需拡大&低金利政策 〜 バブル発生、全て必然でした。

多分同じ状況が訪れたら百回でも同じプロセスを経たんじゃないでしょうか。

当時はそれがバブルだと誰も自覚していませんでしたしね。



では、我々は過去の経験に学んで賢くなったのか?

結論としては全く学んでいません。

舞台を代えて世界各地でバブルの発生と崩壊を繰り返しています。

サブプライムショック、リーマンショック、ユーロ危機、そして恐らく中国のクラッシュと、幾ら痛手を被っても際限なく同じ事がリピートされていきます。

こうなるともう資本主義経済の持つ内的な宿命とでも考えないと説明がつきません。

根本にあるのは、日常生活で必要となる規模以上のマネーが流通してしまっている金融そのものにあるんでしょうね。

どこまでも満足することなく利益を追求する、お金そのものの持つ魔力に全世界の人間が振り回されてしまっています。

そう考えると、今の不景気と言われる日本で、地に足のついた生活をするのも悪くない気がするのですが…。