消費税増税について

まともな国民であれば、現状の政府債務がヤバイ事は分かっています。

税収を増やす当てがない以上は、消費税増税を上げるしかない事も分かっています。

でもね、何のために民主党に政権交代したのか思い出して頂きたい。

しがらみにまみれた自民党では出来なかった無駄の多い行政の仕組みに抜本的に手を付けて、新しい日本国のカタチを作り直すことに意義があったのではなかったのか。

民主党の結党時の基本方針は「行政改革」「地方分権」「政権交代」の三つだったはず。

政権交代を果たした今、手を付けるべき課題は前の二つのはずなのに、何をウロウロしているのか。



前からの持論ですけど、日本の硬直した体制を打破して前に進むには道州制の導入しかないと思っています。

日本という国は、既に充分すぎる位大きくて、いきなりダイナミックに方向転換するには巨艦過ぎるんですよ。

だから、国を幾つかのブロックに分けて、道州に分割する。

で、それぞれの道州で、アイデアを出してこれはと思う政策を試してみる。

上手くいけば国全体で採用する。

こうしないと、斬新なアイデアが出てこないし、出てきても国全体で試すのは怖すぎると思うのです。



だから、税収を上げることだけ考えるんじゃなくて、支出を減らす・合理化する事とセットで提案して欲しいんですよね。

その上での痛みは受け入れるだけの覚悟は皆持ってますよ。