代理店販売の是非

世の中色んな商売の形態があると思いますが、いわゆる代理店方式を採用している会社も多いと思います。

おちゃのこネットにも代理店の問い合わせを頻繁に頂きます。

しかしながら、現在に至るまで、また恐らく将来に渡っても、弊社が代理店制度を導入することは無いでしょう。



その理由は幾つかありますが、一番は弊社とお客様とのフラットな関係に複雑な要素を持ち込みたくないのです。

せっかく上手く運んでいる信頼関係が、中間に異なる立場と価値観を持つ第三者が介入する事で、事態が複雑化する懸念があるのです。

これは既に起こっていることで、システムの仕様や設定に関する了解事項を正しく伝達・共有出来ていない事で、不要なトラブルを招くケースが目立ちます。

弊社は代理店としてのシステム再販を許可していないのですが、お客様の了解の元に一定の権限を制作会社さんに委ねて運営をサポートしてもらっているケースはそれなりの件数あります。

ところが、これがトラブル多いんですよね…。



勿論、代理店制度には大きなメリットがある事も重々承知しているつもりです。

対面でお客様に説明やサポートが出来ることも安心感に繋がるでしょうし、より沢山の顧客を獲得できるチャンスも得られるでしょう。

それでも、私はお客様と直接繋がり、コミュニケート出来る今の関係の継続を望みます。

ネットがもたらすコミュニケーション革命って、そうあるべきだと思うからです。

東京に拠点を設けなかったり、間接販売チャンネルを使わなかったり、逆に海外向けに英語版サービスを提供してみたり、IPOはしないと決めたり、と色々逆張りで行っているんですが皆が同じ行動を取ってちゃ面白くないですからね。

一社くらい、変わった方針で行くのも良いんじゃないかと勝手に思ってます。(笑)