東京出張

久し振りに新幹線で東京に出張です。

いつも思うのは、神戸・関西と比較した経済のスケール感の違い。

日本が完全に「東京とその他」になっちゃっているのを痛感しますね。

今に始まったことでは無いんですが。



その度に私が思う地方向けの処方箋は次の二つ。



1.地方に頼らず全国向けの販売チャネルを構築すべし

 往々にして小規模な企業の生業はどこかの会社に食い込んで下請けとして仕事を確保するスタイルに陥りがちです。

この形態だとどうしても元請けの懐具合に左右されてしまいます。

正直関西でもどこの地方でも余裕のあるクライアントはありませんので、このスタイルだと自然と東京に出て行かないとダメという結論に到達すると思います。

恐らく地方でそれなりにやれている企業は、公共事業に依存している事が多いと感じています。

対策は、自らがメーカーとなって、自前のサービスを全国に向けて販売すること。

一番分かり易いのはネットショップの立ち上げですよね!



2.国境を越える思考をすべし

 実は上の1.と同じ意味なのですが、国内の取引だけを見ていると発送が似通ってしまい、競合と比べて独自性や新規性を打ち出しにくくなります。

オリジナル商材を開発しにくい企業にとっては、今でも海外はアイデアの宝庫。

国内で見掛けないレアで競争力のある商材の発掘、逆に国内ではありふれているけど海外で重宝される商材の輸出。

せっかくIT化の恩恵を享受できる世の中なのですから、尻込みせずにドンドン国境を越えましょう。



小林一三翁の名言をご紹介しておきます。

金がないから何もできなという人間は、金があっても何もできない人間である。