日本市場への評価

なぜ日本市場が重要か: iPad騒動, クラウドコンピューティング, そしてソーシャルインテリジェンス



まずは上記の記事をご覧になってみて下さい。

そして、そこに溢れる日本市場への高い評価と愛情を感じる時、どうして当の日本人自身が自国のマーケットにポジティブになれないのか悲しくなります。

確かに日本には色々深刻な課題があります。

先の見えない構造改革、それに伴う不況の長期化・活力の低下、悪化する一方の財政、政治のリーダーシップ不足。

それでも日本は世界に冠たる経済大国であることは揺るぎない事実であり、もっと自信を持って良いはずなのです。

想像してみて下さい。

イタリアが今の日本と同等の経済力があったら、年中お祭りですよ。(笑)



背景には国民性もあると思います。

しかし、私はマスメディアのミスリードが一番罪が重いと思っています。

論点を整理して健全な批判と建設的な対案の提示を行う事が求められている役割のはずなのに、はっきりとしたポリシーも無しに気分だけで右往左往行き当たりばったりのバッシングばかり。

辟易している人は多いのです。

だからこそ、現在のWebを使った市民メディアがこれだけ活況を呈しているのでしょう。



けなすことは簡単です。

大切なのは、批判には必ず建設的な対案を出すこと。

そして、良いところを見つけて褒めることです。

Twitterを見ていると、良い方向に向かっていることが実感出来て嬉しくなります。