動画コンテンツへの対応

日商120万円超えのアパレルEC、女性向け動画メディアの「PATRA」が1.3億円を調達

ネット環境がリッチになり、動画が身の回りに溢れてきました。私は古いのかもしれませんがあまり動画を見ません。しかし中三の息子も小六の娘もしょっちゅうYouTubeを見ていますし、そもそもTVをリアルタイムに見る習慣がありません。彼らにとってはタレントよりもYouTuberの方が身近な存在みたいです。動画の波は我々オールドタイマーにも忍び寄っています。Facebookで見る広告は段々動画が増えてきていると感じます。今後はECの現場でも動画を使う事が必須になっていくのでしょう。伝えられる情報量が多いのですから、リッチな表現に移行していくのは当然の流れなのです。しかし、問題が一つあります。

それは作り手のスキルが追いつかないということです。勿論制作物のレベルによります。撮った素材を前後少しカットして文字を載せる程度のことは少しやればできると思います。しかし、映画の予告編を思い起こせば分かることですが、たとえ短時間のコンテンツでもそこに要求されるセンスは画像編集に求められるものとは段違いに高いと感じます。多くの平均的なITスキルの持ち主であるショップオーナーさんが、自分のショップで商品紹介のムービーを作る作業にどこまで追従できるか。実はこれからショップによって大きな差が出てくる部分なのかもしれません。前向きに考えれば他のお店と差を付けるチャンスとも言えるのですが…。

さて、あなたのお店はどうされますか?