ポストPC時代

iPad・Kindle Fireと戦う「Nexus 7」に足りないもの



Microsoftに続いてGoogleも自社製タブレットの投入に踏み切りました。各社、パソコン後の市場を取りに行っていますね。パソコン自体がなくなることはないでしょうが、用途としては業務もしくは凝った編集作業に限定され、コンテンツのビューワーとしてはスマホ・タブレットがより使われるようになっていくのでしょう。主要プレイヤーは、



●スマホ:iPhone(Apple)、Android(Google/各携帯端末メーカー)、Windows Phone(Microsoft)

●タブレット:iPad(Apple)、Kindle(Amazon)、Nexus(Google)、Surface(Microsoft)



という陣容になりました。今はまだ物珍しさから各社のハードウェアがそれなりに注目されていますが、落ち着けば消費者は結局自分が何をしたいのか、何のためにそのハードウェアを買うのか冷静に吟味するはず。その時に価値を持つのはコンテンツマーケットです。その意味ではGoogle陣営は全く整備が追いついておらず、AppleとAmazonの二強体勢が先行しています。私見ではこの差はもう埋まらないのでは、と思っています。特にタブレット市場は既に勝負が付いていると思うのですが、GoogleもMicrosoftも勝算があるのでしょうか?



日本メーカーは、、、残念ながら端末・部品のサプライヤー以上にはなりえないですね、、、 日本のコンテンツ産業はさっさと頭を切り換えて、主要なマーケットに売り込んで欲しいものです。コンテンツが王様である事に変わりはありませんよ。