解像度とアプリの関係

解像度の呪縛から逃れようとするWindows 8



Webサービスをブラウザーを通じて提供している分にはあまり意識しないのですが、タブレットやスマホ向けにアプリを提供する場合は画面の解像度に関する問題は重要です。Appleが全てをコントロールしているiOS端末は別にして、AndroidやWindows Phoneは多種多様な仕様のハードウェアが存在するため開発者はどこまで対応するかの判断を迫られます。今のところ「CARZY」ではアプリの提供をiOS向けに限定し、その他のプラットフォーム向けには汎用性の高いPDFコンテンツを提供するだけに止めています。恐らく、妥当な判断だと思っています。



Androidデバイスのディスプレイサイズ、DPI一覧 update



↑チラッとこちらをご覧下さい。2011年10月の時点でこの有様。目眩がしますね…。



個人的には、モバイル端末はiOSデバイスとKindleに収束していくのではないかと予想。仮にKindle Phoneとか出たら、Android端末はかなりのシェアを持って行かれるんじゃないでしょうか。アプリの開発者サイドからすると、あまりにバラバラな仕様への対応を迫られるのは勘弁してほしい。各コンテンツプロバイダーはその辺りに気付いてきているので、Androidからの撤退が進むんじゃないかな。選択の自由が妨げられない程度の競争があれば、消費者はそれで良いんじゃないでしょうか。