DeNA/gree/mixiとFacebookの違い

DeNAが横浜ベイスターズを買収だそうですね。

livedoorの時は球界上げて大反対でしたが、さすがにアレルギー反応も収まってきたのでしょうか。

DeNAが運営しているモバゲーはgree/mixiと並んで日本の三大ソーシャルネットサービス(SNS)と言われています。

しかしその三つのサービスと、海外で定着しているFacebook/Twitterとは全く立ち位置が異なります。

特にgree/mixiは、当初のSNSとしてのビジネスモデルが確立出来ず、いつの間にか携帯端末向けのゲームプラットフォームになってしまっています。

基本は無料でゲームを提供しておいて、後からアイテムに課金をする手法で大きな売上を上げていますが、顧客層は子供だったり旧パチンコ層だったり。

それってどうなんですか?

徹底的に狙われているサラ金業界に更にキツイ貸し出し規制が掛けられて、お金を借りにくくなったパチンコ客が手頃な携帯ゲームに流れているだけだとも聞きます。

パチンコの市場規模は年間20兆円を超えるらしいですから、そのうちの1%が流れ込んだだけでも2,000億円。

それでお金儲けして楽しいんでしょうか。

世の中に生産的な貢献を何もしていないと思っているので、幾ら業績が良くても全然評価する気にならないです。



Facebook、こちらはやっぱり凄いです。

タイで知り合った現地の人たち、ある程度のインテリ層はきっちりFacebookのアカウントを持っています。

タイでも小学校高学年から英語教育は行われているとの事で、英語でのコミュニケーションもアリなんですね。

機能の追加開発もしっかり行われていて、あまりアップデートが行われないTwitterにこの辺りでも水を開けています。

Google+がこれからFacebookを引っ繰り返すとはとても思えないので、少なくとも今後10年はFacebookがWeb業界のリーダーであり続けるでしょう。

創業者が若いのも強みですよね。

あと二十年は引っ張っていけるでしょう。



個人的には本当はmixiに期待していたんですが、最近の迷走振りは酷いです。

ちょっと取り返しつかないでしょうね。

日本初の世界的プラットフォームというのはなかなか実現しなさそうです。

残念ながら。