「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか」

梅田さんの本を読んでいる途中なのに、届いたこちらを見ていたらこっちの方が面白そうなので先に読むことにしました。(笑)



う〜ん、梅田さんとひろゆきは本当に考え方や立場が対極的。

どちらが正しいのか判断に困りますが、多分この両者の中間に正解があるんでしょうね。

片や「これからネットが全てを変えてゆく」、片や「もうこれ以上ネットは社会を変えない」。



読んでいて感じるのは、ネットという言葉の定義がそもそも違う気がします。

梅田さんは非常に広く捉えているのに、ひろゆきはパソコンを使うインターネットアクセスに限定して考えているフシがあり、携帯電話を含めたモバイルデバイスの発展については楽観的な意見も述べています。

私も、パソコンを使うネットの技術革新については、そう画期的なものは現れない気がしています。

今後の発展の鍵を握るのはやはりデバイスの進化によるところが大きいでしょうね。

だからこそ、自社で端末まで含めた提案をしているAppleに可能性をより感じるのです。



「人がそもそもモバイルだから」という言葉を聞いたことがあります。

ユビキタス社会の実現には、ハードウェア開発が得意な日本企業にも大きな可能性がありますから、楽しみにしています。