第三世代検索エンジン

今日立ち寄った書店で見掛けたNewsweekが「グーグル危機?」"世界で増殖する「第3世代エンジン」がネット検索の王者を脅かす"なんて特集を組んでいました。

そこに紹介されていたのは、



quintura(アメリカ)

 関連性の高い情報をGoogleより高い精度で表示



NAVER(韓国)

 2002年から導入している知識検索サービス(日本のOK-Waveみたいなもの)のストックが豊富。韓国では2,800万人のユーザーを抱える。「naver.co.jp」は2005年8月31日からサービス停止中。日本再参入の計画あり?



MISTER WONG(ドイツ)

 ソーシャル・ブックマークをベースにした検索エンジン。ドイツで250万人のユーザー。現在ロシア語・中国語・スペイン語・フランス語・英語を含めた6つの言語でサービス展開中で、日本語版を開発中とか。



ヤンデックス(ロシア)

 ロシア国内の検索エンジンシェア55%を獲得し、ユーザーは3,000万人。「メールから検索ツールまで全てにおいてGoogleより使い勝手が良い」のだとか。



という面々。

ローカル言語の処理という特性もさることながら、Googleの検索結果品質に満足していないユーザーニーズを汲み取って発展している模様です。

一番のネックはサーバーリソースへの投資でしょうが、Googleが古い世代の検索エンジンとして過去のモノになる可能性は大いにあります。

まだまだ勝負はついていないのです。