iPad(3rd)登場

発売初日に手元に届いたiPad(3rd)を少し触ってみました。

Retina(網膜密度)と呼ばれる高解像度のディスプレイは非常に綺麗。

iPhone4で見慣れていたはずなのに、このサイズで見ると圧倒されますね。

他にもカメラの性能向上や、搭載メモリーのアップなど、各部が向上しています。

買って損の無いデバイスと言えるでしょう。



方やコンテンツ提供者側には、この高解像度への対応という作業が待っています。

アプリそのもののハイレゾ対応もさることながら、頭が痛いのは作成しているコンテンツの解像度。

精細度を上げて対応するのは簡単なのですが、必ず容量が大きくなってしまいます。

そのせいでダウンロードにやたら時間が掛かったり、旧来モデルでの操作が著しく遅くなると、ユーザーの悪印象を招きます。

さじ加減が難しいですね…。



しかし、この画面を見せられると、普段我々が目の前で見ているパソコンの液晶画面がいかに汚いか再認識してしまいます。

今までHD対応とか謳ってましたが、Retinaという発想自体がありませんでしたからね。

さすがにこの解像度がファイナルアンサーでしょうから、これから全ての液晶ディスプレイの解像度がRetina化していくのかも知れません。

そうなると恐ろしいほどの置き換え需要が発生することになります。

今や青息吐息の液晶パネルメーカーには慈雨になるんじゃないでしょうか。