新iPad(3rd)登場、なんですが…

私、平日は21時就寝(笑)なので、自然に3時頃に目覚めまして、Appleのカンファレンスの様子をウォッチしておりました。

新しいiPadの発表と、iOS 5.1へのアップデート(Siriの日本語対応を含む)、Apple TVの新モデル発表、といった内容でしたね。

概ね事前のリークと予想の範疇だった事もありまして、あまりテンションは上がりませんでした。

正直、Jobsの魔法も解けて来ちゃったのかな、と。



典型的な「イノベーションのジレンマ」に陥るアップル



これが鋭い指摘なのか、穿った見方なのか、正直私には判断がつきません。

ただ思ったのは、「そろそろタブレット/スマホの世界も出来ることが見えて来ちゃったのかな」という感想です。

携帯電話というものが世に出て、約15年ほどだと思います。

端末自体の普及期を経て、ここ数年のスマートホンの進化振りは歴史的と言えるほどで、我々の生活を大きく変えました。

しかし、そろそろ先が見えてきた感があります。

これからも半導体を始めとするハードウェアは年々進歩するでしょうから、スペックは向上するでしょう。

でもこれ以上サイズは大きくも小さくもなりにくいし、普通に使う分には処理能力も充分でしょう。

現状で既に動画の閲覧もできれば、音声の認識と翻訳機能なんてのも実現できていますからね。

なので、Appleの側に立っても、地道にスペックを上げていくくらいしか打つ手が無いんじゃないでしょうか。

私の想像力が貧困なだけかも知れませんが…。



Jobsは理想的なタイミングで人生の幕を引いたのかな、なんて感じるカンファレンスでした。