電子政府窓口の惨状

電子政府の総合窓口e-Gov



手続しないといけないことがありまして上記サイトを使ってみようと思ったのですが、あえなく挫折。

作りが酷い、更にサポート窓口が酷い。



作りは、いたずらに手順が複雑。

Javaのランタイムインストールして、アプリをダウンロードして、ID採番して、電子認証証明書を取得する。

この電子認証証明書が曲者で、有料な上にICカードリーダーが必要。

窓口行ったら無料なのに?

そりゃあ普及しませんわ…。

これ皆税金使ってるんですけどね…。



ついでにサポート窓口も最悪。

私「えーと、××の手続をするのに電子証明書は必須なんでしょうか?」

サポート窓口「では手続の正式名称をおっしゃって下さい!」

私「は? 正式名称? 役所の呼称なんて知りませんが…。何せ××がしたいんですが」

サポート窓口「では、××で検索してみますね。25件ヒットしました。読み上げますので、どの手続をなされたいのかおっしゃって下さい」

要するに、意味が分からずただ画面のオペレーションだけしてる訳ですね。

自分で検索するのと何も変わらない。

これ皆税金使ってるんですけどね…。



原因の一端が消費者にあるんだろうな、ということも分かります。

ここで、「どうせお役所仕事は!」とかあげつらう事は簡単なんですが、もう一歩突っ込んでどうしてそうなっているのか理由を考えてみて頂きたい。

恐らく、やたら厳しく本人認証とかセキュリティとか問い合わせする馬鹿が一定数いるんでしょう。

何したって騒ぐ左翼チックなヒステリック層、どこにもいますもんね。

で、公的窓口としてはそこを無視出来ない。

これが役所のツライところです。

なので、結局公的サービスの品質はその国の民度以上には上がらない訳です。

政治と同じ。

完璧な安全性の保証なんて要らないから、使い勝手を優先して。

そう言ってあげられたら、役所の人も楽になるはず。

キーキー言う少数派、スルー出来んものかね〜