保険との付き合い方

保険は“99%が外れる宝くじ”



私はずっと生命保険が嫌いでした。

自分の命が無くなる事に補償を付けるという考え方が好きになれなかったし、無駄金であるという思いがありました。

しかし結婚して、子供が生まれると、やはり今はまだ小さい子供や嫁さんがいきなり生活の糧に困る状況を想像して、やっぱりそろそろ入っておかないと、と渋々加入を決意したものです。

「あ〜、これで俺の青春は終わったんだな」なんて青臭い感傷に浸ってみたりして。(笑)

大部分の金融商品は皆そうなんですが、非常に分かり難いんですよ。

恐らく生命保険加入者の殆どは、何となく必要かな、という強迫観念に問われて加入しているんじゃないでしょうか。

こういう場合に大事なのは、原理原則です。

その意味でこういう率直な記事は貴重だと思います。

あなたは何のためにその保険に入ろうとしているのか?

メリットとデメリットは何なのか?

一度冷静に考えてみましょう。



保険は商品設計が年々複雑になるので全体理解が手に負えない気がしますが、基本的には三タイプしかありません。

 ・定期保険(いわゆる掛け捨て)

 ・終身保険(生涯保証)

 ・養老保険(貯蓄型)

但し、保険は柔軟性に乏しいため、何か突発事項に陥った時色んなパターンに適応出来るわけではありません。

一番融通が利くのは何と言っても現金です。

なので、どんな保険に加入して良いのか分からない、自分のライフプランも明確じゃないし、という方は拙速に保険に加入せずにまずは貯金して下さい。

これは絶対に裏切りません。(あ、いまどき銀行が潰れることはありますよ…)

で、ある程度の人生設計の目処が付いた時点で、この記事のようにリスクが高いケースに焦点を絞って保険でカバーするというのが賢いやり方だと思います。



どんな時にもあてはまる原則。

「営業マンが勧めてくるプランは、会社の利益が至上目的であって顧客の利便を優先してはいない」

自分の身は自分で守りましょうね。