サッカーに出来て野球に出来ない事

Jリーグチャリティーマッチ、盛り上がりましたね〜

遠藤のFKも岡崎のゴールもさすがと思わせましたが、何と言ってもカズのゴール!

やっぱりここという大舞台で結果を出すオーラはさすがです。

あー、W杯出して上げたかったな〜

(本人はあきらめてませんけど(笑))



で、Twitter見てたら、ダルビッシュ選手に「どうして同じ事が野球で出来ないんですか?」と質問されてて、本人困ってました。

そりゃファンとしてはそう思いますよね。

でもやっぱり野球で同じ事は出来ないと思います。

理由は幾つかありまして、



 ・野球界を統合する組織がない

 ・ナショナルチームという概念が希薄

 ・国際的にAマッチデーという習慣が無いので、招集が難しい



が代表的なところでしょうか。

実は結構根が深い問題です。

未だに日本ではプロ野球経験者が高校生を指導することはアマチュア野球連盟が拒否して実現出来ませんし、アメリカのMLBはWBCにベストメンバーを送り込んではいません。

当然国毎に代表選手を招集して国際試合をするなんてスケジュールは考慮していませんから、開幕前の大事な時期にチャリティーマッチを開くことは不可能でしょう。

これ、一朝一夕に解決出来ませんよね。



さて、この状況、何かに似ていると思われませんか?

そう、日本の古いレガシーシステムそのものです。

現状に合わなくなっている年金システムを再設計するビジョンを持ち合わせず、本来潰れるべき企業が無意味に延命され、古いしがらみに囚われて活力を奪われている。

色々な仕組みをガラガラポンしないといけないんですが、痛みを伴う当事者の反対で手が付けれらない。

有権者はまずは政治から変えようと民主党に政権を任せてみたんですが、結果は目を覆うばかり。

でもやっぱり我慢して政治を変えないと、日本のルールを再構築出来ないんですよね。

私は、こんな時だからこそ、統一地方選を予定通り実施して一日も早く良い未来を実現させる努力をした方が良いと思います。