Webはローカルと融合へ

年始なので、つらつらと今年の事を考えてみます。

Webの世界にはどんな変化が起きるのでしょうか?

昨年来のソーシャル化はこのまま進化するでしょうね。

あるところで、「Yahoo!はWebの世界に目次を作り、Googleは索引を作った」という表現を見掛けました。

言い得て妙ですね。

それでもまだWebの世界は混沌としており、増える一方の情報を上手く整理出来ずに我々はうろうろするばかりです。

Facebookの使命が人を基軸にWebを整理する事にあるなら、それはまだまだWebの世界に浸透していくでしょう。

当然日本でも。



その次に来るのはなんでしょうか。

私は、「Webとローカルの融合」だと思っています。

「人はモバイルな生き物」です。

一日中パソコンの前に座っているわけではありませんから、当然街を移動します。

今のWebは目の前の現実とリンクしていません。

それを紐付けようというのがセカイカメラを始めとするAR(拡張現実)サービスの目的です。

非常に正しいと思います。

グルーポンもそうですが、リアルに存在する実店舗とWebとの橋渡しをするサービスが伸びていくでしょう。

GPSで現在位置は取れるのですから、自分の周りに気の利いた店がないか、そのお店のクチコミ評価は、オススメ商品/サービス/メニューは、と必要な情報を取り出すニーズに応えるサービスが増えていくはず。

よりパワフルに進化する携帯デバイスのCPUパワーとモバイルブロードバンド回線がそれを支えるインフラになるでしょう。

主戦場はモバイル。

それがよりはっきりする一年になるのではないでしょうか。