普及率

最近社外の人と話していて思うのですが、いわゆるIT企業で働いていない人にとってはtwitterとかFacebookなんて遠い異国の話で、Androidなんて言われてもそれ映画の話?なんて反応が当たり前なんですよね。

どうも自分達がどっぷり浸かっている世界が、他の人にも当たり前なんだと錯覚しがちで、気を付けないと大きなギャップが出来てしまいます。

勿論我々はライバル企業と常に機能の向上や先端性で競争してはいるのですが、その技術やサービスを実際に使うのは業界人ではない普通の人達である事をイメージする必要があります。

つまり大事なのは踏み止まる勇気、あえて捨てる決断なんじゃないでしょうか。

大体技術者は新しい事を試してみたくなりますし、先端に触れる事がモチベーションだったりします。

これは油断すると自己満足になりがちなので、新しい要素を持ち込むにしてもUIはシンプルに、分かりやすく、少々ベタな位が丁度良い。

迷った時は、嫁さんや親が使ってどんな感想か確かめたり。

だから、製品・サービスのトータル使用感を決定するプロダクトマネージャーの存在が決定的に重要になりますね。

大企業はここに継続性が無いのが弱点かな。

ジョブズクラスまで突き抜けると話は別なんですけど。