若い人の気持ちを考えてみる

昨日の続きなんですけど、今自分が大学生だったらどうしてるでしょうね。

就職、やっぱり自分の昔を思い出しても、何をやりたいかなんて具体的な目標全然無かったし、ある方が少数派だと思うので、考えたのは自分の未来の選択肢を広く取りたいという事でした。

自分が内定を貰ったのは、野村證券・地方銀行・リクルートの三社。

見事に共通点がありません。(笑)

今自分が二十歳だったら、やっぱりまずは大手企業を志望しますよね。

選ぶとしたら、感覚が若くて、将来性があって、自分を鍛えてくれるところ、かな。

知識が無い頃から情報通信分野の成長は確信していたので、ダメ元でGoogleとかAppleにエントリーくらいはしてみますか。

日本企業ならやっぱり総合商社の魅力は今でも薄れていない気がしますし、SONYあたりも国際展開度合いが光って見えますよね。

流行だから、mixiとかgreeとかDeNAとかも受けるんでしょうか。

で、多分撃沈。(笑)

さて、次の具体的な目標設定が難しいな…。



CMとかで目にしない企業の事、学生は全然知りませんからね。

それなりに大手どころ、何となく興味の持てる分野の有力と思われる企業を順に当たっていくんでしょうね。

で、どこかで引っ掛かればそこで妥協。

引っ掛からないと、もう自分の志望とか興味とか関係無くなりますよね。

どんどんハードルを下げていって、もう自尊心との戦い。

必死にその企業に就職する意味を見つけて。



最初からベンチャーを目指す人は多分皆無なんですよね。

一度はどこかで社会経験と、自分のスキルを高める訓練を受ける必要があります。

今の問題はその場が充分に用意されていない事。

だから若年層に次のステップに登る階段が見えない。

これは焦ると思います。

決して人ごとじゃなくて、私にも子供が居ますからいつかは来る未来なんです。

その時なんてアドバイスしてあげられるか、考えちゃいます。



発想としては、企業の側が国境を越えちゃってるんですから、個人だって越えるべきなんですよね。

出来れば早い段階で海外留学。

なるべく学生の段階で国際企業との接触。

就職だって、シンガポールとか香港とか、視野に入れればもっと面白くて可能性の高い選択肢が見えてくるかも知れない。

そして、ある程度のスキル習得に努めたら、次のチャンスに躊躇しない事。

真面目に仕事をしていれば、自然と自分の進路が見えてくるはず。

真剣に自分と向き合って選んだ決断なら、長い目で見て失敗という事はありません。

全てが後で活きてきます。

不景気で喘いでいるのは日本の国内事情であって、世界にはバブルで沸騰している場所が沢山あるんですから、若い人はそういう熱気を感じる場所に身を投じて欲しい。

絶対その方が楽しい人生になりますよ。





<追記>

このエントリー書いた後に↓これ見つけました。

一応妄想という事になってますけど、実現した者勝ちですよ。

ソニーに会社を買われた日