Googleショッピングサーチが登場

[jp]Googleが日本でもショッピングサーチを開始



今日からGoogleショッピングサーチが登場です。

これはアメリカではかなり前から提供されていたのですが、遅れる事8年でようやく日本向けにも開始です。

時系列で関連する記事をご紹介しておきましょう。



米Google、商品検索サイト「Froogle」ベータ版を発表



この記事2002年の12月ですからね。

当時はFroogleというサービス名でした。



商品検索エンジン「Froogle」が「Google Product Search」にリブランドへ



2007年にProduct Searchに名称変更。

この時点でGoogle Checkoutで決済可能な商品のみをピックアップするオプションを実装しています。

この後Google Checkoutが爆発的に普及するのかと思っていたのですが、アメリカに閉じた状態で今日を迎えています。

Googleは決済に本気で取り組むつもりがないのでしょうか?



どうした、Googleのこの冗長な新UIは



Googleは検索サービスのページをシンプルにしておくべきという半ば固定観念に囚われていたのですが、2010年の5月になって大きくUIを変更しています。

そして、今日の日本版リリースに至ったわけですね。



私は以前より現在の検索エンジンの分類には大きな問題があったと思っています。

それは、検索対象の大きな三分類と考える、人・モノ・ニュース、が混在していた事にあります。

ニュースだけはかなり上手く仕訳がされていると思いますが、人・モノについては現時点で明快な解が提示されているとは言い難く、今のショッピングサーチを見てもあまりに雑然と商品情報が詰め込まれているだけに見えます。

これをどの順位でソートするのが最も適切なのか。

私は、「売れている順位」が最も価値を持つ情報だと思いますが、今はまだその情報を持つすべをGoogleは知りません。

その意味ではGoogle Checkoutを早く全世界展開して、ChromeなりChromeOSなりにログイン情報を持たせるべきだと思うのです。

そして根こそぎ決済を持って行く。

そうすれば、正に何がいつどれだけ売れたのかの実データを全て手中にする事が出来、Googleが望む正確で価値の高い整理が実現するでしょう。

そうなった時がモールの時代に終止符を打つ時だと、私は首を長くして待っているのですが…。