投稿者 岡野 幹生 日時
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映画「アバター」が社会に示唆すること(デジタルによるリアルの「代替」) - 磯崎哲也
上記のコラム、非常に示唆に富んでいて面白いので、改めてご紹介しておきます。
皆さん、もう「アバター」ご覧になりましたか?
これだけはDVD/Blu-Rayの発売を待たずに、是非劇場で、それも3D環境の整った設備でご鑑賞なさってみて下さい。
観る前は長時間だと疲れるのかなと心配でしたが、3時間弱の間全く問題なく違和感を感じませんでした。
本格的な3Dコンテンツの出現で、一気に映像の3Dが進行するはずで、事実開催中のCES2010で各社が続々と3D対応TVの投入を発表しています。
薄型TVの価格低下が進行して苦しかった日本の家電業界には、新たな開拓領域が出来てフィールドが拡がりましたね。
まだ分かりませんが、もし噂されているAppleのタブレットPCが3Dコンテンツへの対応をしていれば、一気に市場が立ち上げる可能性があります。
こうやって新しい技術が市場を引っ張るというのは、刺激的で非常に楽しいこと。
明るい話題で世の中を活性化して欲しいですね。
投稿者 岡野 幹生 日時
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Google Nexus One(ネクサス・ワン)ついに発表―TechCrunchが詳細レビューをお届けする
実は私は12月中旬からメインの携帯としてTMobileでNexus Oneを使ってきた。これは現在ベストのAndroid携帯だ。最速でありもっともエレガントであり、多くの面ではっきりとiPhoneを上回っている。この分野の革新の速さを考えれば、遠からずもっと良い製品が現れることは間違いない。しかしただ今現在、ハイエンドのスマートフォンの購入を考えているなら、これこそまさにうってつけの製品だ。Nexus OneはAndroid携帯のトップ・オブ・ザ・ラインである。
おー、Michael Arrington激賞でございます。
これでやっとiPhoneの本格的な対抗馬が出現した訳で、Appleの製品開発に更に拍車が掛かることでしょう。
これは日本メーカーどこも付いていけないな…。
2010年は更に携帯の存在感が高まる年になりそうですね。
日本のキャリアはどこになるかな?
投稿者 岡野 幹生 日時
旧年中は弊社事業に格別のご愛顧を賜りまして誠にありがとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
年初ですので、今年の所感を少々。
■株式会社コンタクト
クルマ関連のEC事業を行っていますが、いやあ相変わらず厳しいですね。
景気調整の大波と、化石燃料の切り替えという節目が同時に来て、市場の安定にはまだ時間が掛かりそうです。
年末年始につらつらと見ていたネットの情報の中で、
こちらのコラムが非常に示唆に富んだ内容だと思いました。
例えば私が若い頃、自動車は「移動の手段」というだけでなく「コミュニケーション」の手段でもあった。携帯電話やメールが普及しておらず、固定電話の通信費が従量制で高い時代には、彼女と話をするにも、実際に会う必要性が高かったし、車内で会話したり同じ音楽を聞くことは重要なコミュニケーションだった。ところが今は、携帯電話やメールでいくらでもコミュニケーションが取れるから、今どきの若者は、是が非でも車を買おうという気は無いようだ。20代の人に「自動車がなくてデートとか不便じゃない?」と聞いても「別に。電車で十分スよ。」と言う。
こう考えると、自動車への需要は、劇的に下がるデジタル情報通信によって代替されている側面があると考えられる。しかし、恐らく、自動車会社の人は携帯電話会社を敵視してはいないだろうし、自動車会社の雇用を失った失業者も携帯電話を叩き壊すことはないだろう。情報通信は既に人々の生活の隅々にまで浸透し、「なくてはならない存在」になっているからだ。
クルマが売れない理由をあれこれ色んな人が語っていますが、上記の視点は新鮮でした。
確かにクルマをコミュニケーションの一手段と考えれば、携帯やネットに代替されている面は大きいと思います。
そしてその状況は今後も変わらないでしょうから、深刻な状況と言えます。
そんな若者も家族が出来れば、移動の手段としてクルマを必要とするでしょうし、相変わらず大きな趣味の対象としてのクルマ愛好家という層もカンタンには無くなりませんから、一定のボリュームは維持すると思いますが。
その中でウチは従来カーナビや電装品という実利に裏付けされた実質的な商材をご提供してきたのですが、今後は趣味性の高い領域を対象に軸を構築していきたいと思っています。
マーケット全体から見れば少数派でしょうが、クルマに乗る歓び、所有することによる楽しみを大切にする層の方へのアプローチです。
「スポーツカー」というのを大事なキーワードに考えていきます。
■おちゃのこネット株式会社
こちらはお陰様で順調な業況です。
世間のEC化進展のトレンドにうまく合致して、ご利用店舗数も、流通総額も伸びております。
引き続きご愛用頂けるプラットフォームを目指して、機能の追加・改良を進めて参りたいと思っています。
サービスの質を左右するのは結局人材なのですが、アプリケーション開発・サーバー管理・サポートの各チームで良い陣容の整備が出来ております。
Twitterを始めとする新しいメディア・サービスへの対応、iPhoneに代表される新しいデバイスへの対応など積み残しのテーマややりたいことは沢山あるので、優先順位を上手く付けて消化していきたいと思います。
どうぞ、本年も宜しくお願い致します。