絞って、拡げる

2009年2月号の「NIKKEI DESIGN」誌に面白い記事がありました。



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味工房 志野

 ・ざるそばつゆ

 ・関西のうどんだし

 ・そうめんつゆ

 ・どんぶりだし

 ・湯どうふのたれ



くばらコーポレーション

 ・トマトのうまたれ

 ・やきとり屋さん キャベツのうまたれ

 ・もやしのうまたれ



ヤマト醤油味噌

 ・アイスにかけるしょうゆ



井上醤油店

 ・もちじょうゆ



まるはら

 ・たまごはん



シーズコア

 ・スイカに塩

 ・ミルクのお砂糖



井ゲタ醤油

 ・朝の醤油

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全部用途を限定して、あえて市場を絞り込んでいますよね。

でもその事が逆に商品の特徴を浮かび上がらせ、輝きを生んでいます。

普通に醤油やだしで勝負すると大手ブランドに対抗できませんが、どうせ追い掛ける売上規模は小さくターゲティング出来るのですからニッチに特化するのは賢い戦略ですよね。



小さいから出来る事もある、という好例だと思います。