パイオニアの苦境

パイオニアがテレビ事業から完全撤退へ、カーエレに経営資源集約



う〜ん、パイオニア苦しい…。

これだけ痛んでいて回復に時間が掛かる事が自明なクルマ業界に経営資源を集中せざるを得ない、というのは縮小均衡というか撤退戦に近い状況と言えます。

カーナビを始めとする車載機事業ではパイオニアがマーケットリーダーなのですが、トップ企業がこの状態では面白い製品やワクワクするような提案が出てこず業界全体が活気付かない。

インドが20ドルパソコン(!)の発売を真面目に検討しているらしいが、車載機にも低価格化の波が押し寄せるのは自明であり、先行きは非常に厳しいものになるでしょう。

個人的にはオープンプラットフォームへの移行がカギになると思っていますので、是非サードパーティ製品市場を開拓する気概を持って欲しいと強く期待します。

開拓者、なのですからね。