貶すは易し、褒めるは難し

大いに自戒を込めて思うのですが、人を褒めるのは難しい。



麻生首相の悪口を言う分には誰でも参加出来ますし、それで自分が傷つく事もありません。

しかし、褒めるとなると?

褒めるということは、自分の人格・識見も同時に批判に晒される事になります。

「お前その程度の考えなの?」と。



同じ事が同僚や身近な人相手にも日常的に発生していますよね。

得てして相手の欠点は目に付きやすいもの。

その欠点の対極か、隣にその人の長所が存在しているもの。

有森裕子さんや高橋尚子さんを育てた小出監督は徹底して褒めて相手を乗せる名人だそうです。

欠点を修正させるより、長所を伸ばす方がはるかに良い成果に結びつきやすい。

頭では分かっていても、なかなか実行できませんね…。

精進したいと思います。