Skepe for iPhone登場

ついにiPhoneアプリにオフィシャルSkypeが登場しました。

今のところ3G網からは通話機能が使えない様に制限されていますが、「3 skypephone」という3Gネットワーク用Skype携帯がイギリスのオフィシャルキャリアから発売されている例もありますから、早晩垣根は崩れるでしょう。

いよいよVoice over IPで音声を含む全ての通信が定額で行われる時代の到来ですね。



パソコンの世界の技術革新が止まってしまっている感がありますので、当面はモバイル端末が競争の土俵になりそうです。

「正論原理主義」という世相

村上春樹さんが雑誌インタビューで下記の様に語り、文中で「正論原理主義」という表現を使っています。

 ネット上では、僕が英語で行ったスピーチを、いろんな人が自分なりの日本語に訳してくれたようです。翻訳という作業を通じて、みんな僕の伝えたかったことを引き取って考えてくれたのは、嬉しいことでした。

 一方で、ネット空間にはびこる正論原理主義を怖いと思うのは、ひとつには僕が1960年代の学生運動を知っているからです。おおまかに言えば、純粋な理屈を強い言葉で言い立て、大上段に論理を振りかざす人間が技術的に勝ち残り、自分の言葉で誠実に語ろうとする人々が、日和見主義と糾弾されて排除されていった。その結果学生運動はどんどん痩せ細って教条的になり、それが連合赤軍事件に行き着いてしまったのです。そういうのを二度と繰り返してはならない。

 ベトナム反戦運動や学生運動は、もともと強い理想主義から発したものでした。それが世界的な規模で広まり、盛り上がった。それはほんの短い間だけど、世界を大きく変えてしまいそうに見えました。でも僕らの世代の大多数は、運動に挫折したとたんわりにあっさり理想を捨て、生き方を転換して企業戦士として働き、日本経済の発展に力強く貢献した。そしてその結果、バブルをつくって弾けさせ、喪われた十年をもたらしました。そういう意味では日本の戦後史に対して、我々はいわば集合的な責任を負っているとも言える。


ネットでは様々な議論を呼んでいる表現なのですが、(興味がある方はググってみて下さいね)

伝えようとしている事は良く分かる気がします。



ネットが普及する前、我々一般人には情報発信手段がありませんでした。

テレビ・新聞・雑誌というマスメディアは一部の特別な企業の手中にあって、一般個人は身近な人との雑談やそれこそ紙の純然たるパーソナルな日記にこっそりと考えを書き留めておく他は無かったのです。

(新聞やラジオへの投書というのは限られた意見発信の形でしたかね)

その影響力は微々たるモノで、ほんのわずかな周囲にそれこそ声の大きさ分だけ伝わって、そのまますぐに消えて無くなる代物でした。



ところが、今や個人が書き記した発言があっという間に地球の裏側まで伝わり、しかも消えずに残ってしまう時代になってしまいました。

大部分が大した意図を持たずに発信された意見なのに、誰の目にも触れる形で永遠に残ってしまうがために時に批判を浴びてしまう事が増えてしまいます。

今や猛烈な揚げ足取りや突っ込みの嵐。

迂闊なことは書いて残して置けません。



世の中、白と黒の間に無数のグレーがあり、関与する人によって、また時と場合によって、正解にも不正解にもなり得る複雑で曖昧なものなのだと思いますが、許容度の狭い社会は妙にギスギスしてとても息苦しいものだと思います。

ネットというメディアが登場して、まだ人々が適切な距離感や付き合い方を獲得していないが為の一時的な現象だとは思いますが、違う立場や考え方を受け入れる度量が欲しいですね。

Second Lifeはいずこに?

最近「Second Life」の話題を聞かないと思いませんか?

一時あれほど喧伝されたのに、どうしてこんなに下火になっちゃったんでしょうか。

答えは、「元々ホンモノじゃ無かったから」だと思います。

得てしてメディアが騒ぐ新サービスは実力以上に話題先行で、定着しないケースが多々見受けられます。

今だと、「クラウドコンピューティング」ですかね。

↓こちらとか読んで頂ければ、少なくとも今の段階では過大評価である事が分かるはず。



クラウドコンピューティングの幻想から目覚めよ



人の話を鵜呑みにせずに、自分の目で見て判断する習慣が大事ですね。

定額給付金

ぼちぼち届いているようですね。

皆さんのお手元には届きましたか?

色々論議を呼びましたが、せっかくなので有意義に使って消費に貢献したいと思います。(^^)

桜、開花へ

少しずつ桜が咲き始めましたね。

アメリカの景気も一部に底打ちの気配アリとか。

春の訪れと歩を併せて、世の中に明るいムードが広がりつつある気がします。

気持ちを前向きに持って参りましょうね。(^^)

祝、WBC連覇!

自分が何かした訳じゃないけど、やっぱり嬉しくなります♪

しかし韓国は強かった。

正真正銘、決勝に相応しい顔触れだったと思います。



でもこれ、アメリカやカリブ海諸国のイメージする"Baseball"とは似て非なるゲームに映るんでしょうね。

Playする楽しみには欠けるけど、求道的でストイックなイメージ。

願わくば、世界各地でそれぞれの持ち味の野球が盛んになって、真の世界大会に成長して欲しいと思います。



今日のところは乾杯!!(^^)

IE8登場

先週末にMicrosoftよりIE8が正式にリリースされました。

一応市場シェアは今でもNo.1のブラウザですので、影響度は小さくありません。

毎回独自の仕様で業界関係者を悩ませる困った存在ですが、今回もある意味問題アリアリです。

従来のIEはCSSの解釈が独自で業界の標準規格に準拠しているとは言えず、デザイナーが各所でIE向け独自対応を施して細かい問題を解決していました。

今回かなり標準規格に近い解釈をしてくれるようになったのは進歩なのですが、従来と仕様が変わりすぎてやはり個別の手入れが必要な模様です。

おちゃのこネットでは大きな対処は必要無さそうで、一部の<form>タグの配置変更で何とかなりそうですが。



標準使用準拠が進むので永い目では良い事なのですが、今回のIE8の登場で業界内ではしばらく混乱が続きそうです。

WBC決勝トーナメント進出

何とかキューバには勝って、決勝トーナメントへ。

相性とかってあるんでしょうね。

しかしこんなに韓国とばかりやるのはさすがに勘弁して欲しい。

2chで見た今回のWBCレギュレーションに関する意見。

サッカーみたいにリーグ戦にすると相星になる可能性が非常に高く、その場合の優劣の付け方が難しい。

コールドゲームの場合とかも考慮すると得点率での判定がしにくく、前回大会は失点率という分かり難い方式を採用したが不評だった。



だからダブルエリミネーション方式には賛成だが、リーグの1位/2位決定戦が不要。

無敗で抜けたチームが1位で良いはず。



それに同じブロックを勝ち抜けたチームが、更に上のラウンドで再度同じブロックに割り当てられるのがおかしい。

この二点を改善すればこの方式で概ね賛成。


だそうです。

なるほど。

しかし真剣試合は見ていて面白いですね。

決勝はどんな顔ぶれなんでしょうか。

ジュンク堂が大日本印刷の傘下に

ジュンク堂が大日本印刷の傘下に

う〜ん、これは裏方だったはずの印刷会社が出版業界のメインプレーヤーとして表に出てくるということなのでしょうか。

前々から出版界には経営感覚が不足していると感じていたので、コンテンツの企画力=面白い本を作る力と、経営=ビジネスとして成り立たせる力がうまくバランスしてくれると良い成果が出そうです。

テレビにしろ、雑誌・新聞といった活字メディアにしろ、今はネットという新媒体への対処で翻弄されていますが、そろそろ落としどころが見つかるはずなので、業界関係者諸氏は右往左往せずに本質に立ち返って良質のコンテンツを生み出す事に傾注して頂きたいです。



あー、ちょっと街中に出たら風邪をもらって来ました。

季節の変わり目ですので、皆様ご自愛下さいませ。

WordPress.com

WordPress.com

WordPressって自前のサーバーにインストールして使うモノだとばかり思っていたら、本家が無料のホスティングなんてしてくれてるんですね。

確かにこれはカンタン。(^^)

ホンダS2000

コンタクトの新ショップを立ち上げるに伴い、色々参考になるお店を見て回っています。

今日は、ハーレーダビッドソンの正規ディーラーさんと、ホンダさんを訪ねてみました。



ハーレーの顧客層は濃い方ばかりなのかと思ったら、割と普通の方が多いらしいです。

意外…。



そして、ホンダさんでS2000の試乗。

久し振りのマニュアルでじっくりクルマを味わう余裕がありませんでした。(笑)

でも楽しかったです。

しかしあのデジタルメーターとウィングはどうかと>ホンダさん

で、生産中止とはこれいかに>ホンダさん

数少ないスポーツカーなのに、惜しいなあ〜。

景気が回復すれば、販売再開も無くは無いらしいので、楽しみに待つ事にしましょう。

バイクはおふくろの遺言で禁止なので、ちょっと難しいかなあ…。

大山名人の奥義

将棋欄を毎日楽しみに熟読しているのですが、今日の日経夕刊の河口老師の観戦記が秀逸。

大山名人の奥義の一つを、

指してしまったものは仕方ない。気持ちを新たに現在の局面を考える。大山名人はそれができた。しかし多くの棋士は食いを引きずってしまう。気持ちの揺れは、差し手に正直に現れる。
と指摘しています。



クルマより遅いからと言ってマラソンの価値が毀損されるわけではありません。

生身の人がやっているからドラマが生まれます。

失敗にめげず、勝利に驕らず。

今も昔も名人に学ぶ事は沢山ありますね。

Google、行動ターゲティング広告の開始へ踏み出す

Google、閲覧履歴に基づくターゲティング広告を導入。利用者自身で「好み」の設定も可能



Googleがネット広告の歴史に新たな1ページを追加しました。

以前から導入が予測されていた行動ターゲティング広告がついに開始です。

Adsenseに代表されるコンテンツマッチ広告は、広告が掲載されているサイトの内容に応じて広告を出し分ける仕組みでした。

クルマの記事が書かれたBLOGを見ている時は、クルマの広告が表示、という具合ですね。

これが、同じ広告枠に例えば不動産の広告が表示される様にカスタマイズされるわけです。

あなたが直近に不動産情報を頻繁にチェックしていると。



少ーし気持ち悪いですね。



行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか



↑こちらは少々脅かしすぎかも知れませんが、本人が意図しないうちにWeb閲覧行為を記録されている時代に入ろうとしています。

設定画面で各種のパラメータ調整や、広告表示の差し止めも出来るとありますが、そんな事知ってる人の方が少数でしょうし、ほぼ全員デフォルト状態で広告を受け取る事になるでしょう。

技術的に簡単に実現できる以上、利用者側は広告提供者の行動を止める事は出来ず、表示される情報や送られてくるDMなどを自分の判断で取捨選択するスキルが必要になるのだと思います。



何せ、マス広告は死につつある、という事ですね。

旧交

随分久し振りに、前職時にお世話になった昔の取引先と飲み会。

私が直接仕事をさせてもらっていたのはもう15年ほど前になるので、当時お世話になった方々の現況は様々。

ショックだったのがお一人亡くなっていた事。

最初にその会社さんでさせて頂いた仕事の担当者でした。

肝臓だったので飲み過ぎかなあ…。

他にも懐かしい話がてんこ盛りで、あっという間の時間でした。



仕事の付き合いが無くなってもお付き合いが続いているのは素晴らしい事だと思います。

今後ともよろしくお願いします。(^^)

三社三様

今日はクルマ関係の仕事のヒントを探しに取引先回りをしました。

三社にお伺いしてきたのですが、それぞれ持ち味を工夫してらっしゃって参考になります。



 ・希少車種のディーラー権を取得

 ・車種を絞って商品ラインナップを工夫してブランディング

 ・永年の特定車種整備ノウハウを活用



といったカンジで、自社の強みを活かす戦略を考えてらっしゃいました。

さて、ウチは今後どうするか。

悩みどころですが、こうやって考えている時間が楽しくもあります。