消費スタイルの変遷

“かわいそうな世代”20代、酒飲まず、車を買わず…「貯金は自己投資しないのと同じ」とジャーナリスト



現実は常に中間点にありますから、上記のやり取りも極論と極論の言い合いで、実際には沢山の若者がクルマを買って酒を飲んで貯金せずに遊んでいると思います。

ただ、バブル以前と比べると明らかに消費スタイルが変わってきているのも事実で、日本の高度成長期の仕上げ期として高級ブランド品や背伸びした浪費スタイルが一定の役割を果たし、今は振り子の振れが大きく戻っているのですね。

確かに貴族階級でもなくホンモノのお金持ち家庭出身でも無ければ身の丈にあった消費スタイルに戻るのが真っ当で、その意味では今の若者はメディアの煽りに対抗できる自分の価値観を持ったしっかりした世代であると言えるでしょう。



日本という国を全体として一つのトレンドで抽象化して傾向を語る時代では無いのです。

中産階級当たりに集中していた分布がばらけ、昔より所得も価値観も分散していますから、「若い世代」というだけで語るのは無理があります。

しかし、これでは確かにクルマの売れ行きは落ちますわね。

私が20代の頃は必要があるかどうかなんて考えずに、クルマは持つものと思いこんでいましたからね。

洗脳から冷めた若者が増えれば、特に東京圏ではクルマを持つことの非合理さが露わになりますから、持たない選択が正解でしょう。



個人的には、今後の中長期の課題は住環境の改善だと思っています。

これはまだまだ日本中が取り組むべき共通の大きな課題でしょう。

その意味で、逆張りの地方在住スタイルは賢い選択だと思っているのですが、如何でしょうか?

ギークなエンジニアを募集中です

当社ではギーク(Geek)なアプリケーション開発エンジニアを募集中です。

ギークってどんな人?という方にはこちらを紹介。



ギークに気持ちよく働いてもらうための8か条



1.働きたい時に働いてもらいましょう

ギークはおきている間はずっと働いています。出社前には必ずオンラインになりますし、帰宅後もオンラインで働きます。休日もぶっとおしで作業します。夢の中でプログラミングをすることもあります。経営者はこの事実をもっと評価すべきです。ミーティングや同僚との交流も大事ですが、ギークには「9時-5時」という枠を超えて自由な時間で働いてもらいましょう。



2.働きたい場所で働いてもらいましょう

ギークは疲れた時にソファーで昼寝をするのが好きです。また窓のない部屋が好きな人もいれば、見晴らしの良い部屋を好きな人もいます。自宅で仕事をすることも好きです。このようにギークによって働きたい場所は異なります。ギークが好きなところで働けるようにしましょう。



3.作業場所の照明は調整できるようにしましょう

暗がりでの作業を好む人にとって、煌々とした蛍光灯の下での作業ほどイライラすることはありません(逆もまたそうでしょう)。ギークは長時間モニターを眺めているので彼らにとって照明は大事です。最適な照明を用意できるようにしておきましょう。



4.ヘッドホンはどうぞご自由に!としましょう

ギークは優れた集中力を持っています。集中すると周りの余計なことに注意を奪われず仕事に取り組めます。そして彼らが集中するためにヘッドホンは欠かせないアイテムなのです。



5.スーツを着ることを強要しないようにしましょう

ギークは形式的な活動を「時間やエネルギーの無駄遣い」と考えています。たとえば服装もそうです。特に彼らはスーツを嫌います。彼らにとって「スーツ」とは「笑顔と交渉術だけが取りえのビジネスパーソンの象徴」なのです。



6.会社のイベントに参加させることを強要しないようにしましょう

ギークの多くは会社のイベントへの参加を好みません。ただ、ビールが飲めてギークな話で盛り上がれるなら話は別です。ギークも「楽しい」ことは好きなのです。ただし他の人と感じる「楽しさ」が異なるということは覚えておいて下さい。



7.やたらとミーティングに参加させるのはやめましょう

ギークはミーティングに出ても良いと考えています。しかし、ミーティングがメールやメッセンジャーで済むならばそちらの方が良いと考えています。メールやメッセンジャーは記録に残るし、検索も簡単だからです。



8.仕事以外のことをやらせるのはやめましょう

ギークはチームプレイヤーです。ただし、くだらない雑用や担当の範囲外の仕事を振られると不愉快になります。たとえば、電話番やゴミ出し、備品の買い出しなどを頼むのは避けましょう。




これ、なかなかイメージを分かり易く現していて良いですよね。

外部の人に説明するときによく引用しています。(笑)



多分こういう人は大企業の中では息苦しさを感じているはず。

余計なルールや規則を取っ払って、思う存分好きなプログラムを書いてみませんか?

東京も楽しいですが、周りに振り回されない適度な距離を保つのも良いですよ。

神戸は人生が豊かになるステキな場所だとオススメ出来ます。



あ、可愛い女の子が街に多いのもステキです。(笑)

モールと独自ショップ

最新の「月刊ビジネスチャンス」誌におちゃのこネット他の独自ショップ関連サービスが特集で紹介されています。

今月号の巻頭特集記事は、ズバリ「本気で成功したいなら ネットショップはモールに出すな!!」

いやあ、良いですね。(笑)



とはいえ、モールに出店する功罪を冷静に振り返ってみましょう。



<モール出店のメリット>

 ・集客が楽

 ・すぐに売上を立てるのが比較的容易



楽天・Yahoo!ショッピングは日本国内においては抜群の知名度を誇り、買い物客の集客ルートとして既に確立されています。

当然ですが、ここにお店を出すのが一番手っ取り早く売上を立てる手段であることは否定しません。

最近は複数の集客ルートを用意するのが当然となりつつあり、楽天・Yahoo!ショッピング・独自サイトの三本立てで商売するお店が増えています。





<モール出店のデメリット>

 ・手数料を取られる

 ・モールの流儀に合わせる必要有り

 ・ネットの世界のスキルが高まらない



片やモール出店のデメリットとなると、やはり上記の手数料を取られるのが最大のネックになるでしょう。

ネット販売は薄利多売に陥りやすいので、ただでも粗利の設定はギリギリになりがち。

そこに更に数%の手数料を取られると、売上はあっても利益が残らないという悲しい事態が待っています。

更に、独自のお店への誘導は御法度、メールアドレスも自店で管理できず、いつ手数料や広告費を値上げされても文句は言えないという”楽天奴隷”に堕する危険もあります。

一番の問題は、モールの中だからこそ成立している売上を上げる手法が一般のネットの世界では何ら役に立たず、それなりの年数ネットショップを運営している割にはいつまでも本来のネット上のスキルが身につかない、というリスクです。

これではいつまでも独立出来ませんね。



商売をする人は、本来お店の運営や顧客対応・集客・販促策・値付けなどを自分自身で主体的に考えて試行錯誤したいはず。

自分の仮説を検証して、実際にヒットした時に大きなやり甲斐や達成感を味わえるのですから、学校出たての若いコンサルタントに頼らなければならない状況はおかしいです。

一つの集客ルートと割り切って、いつでも退店できる覚悟で付き合う程度の距離感でモールを使うのが正しいと思います。



おちゃのこネット以外にも沢山のネットショップ開業サービスが提供されている現在、安価にお店を開くことは誰にでも出来ます。

モールに出店する前に、是非一度ご自身の手でお店を作る経験をして頂きたいですね。

その後モールに出店しても、メリット・デメリットをわきまえた合理的な判断が出来ると思いますよ。

パイオニアの苦境

パイオニアには従来、光ディスク事業・テレビ事業・車載機事業の三つがありました。

逆に言うとこの三つしか事業領域がない、意外と業容の小さな会社なのですが、今それぞれが大きな問題を抱えています。



LD(レーザーディスク)は一世を風靡しましたが、今やカラオケ機器は通信方式が主流。

家庭内のディスクもとっくにDVDが普及し、今や次世代のBlu-rayが待ちかまえています。



テレビ事業については、新聞報道の通りプラズマパネルの自社開発生産から撤退し、組立に特化する方針です。

しかし、基幹部品を外部調達して付加価値の低い組立特化では先行き厳しいことは明らか。

SONYと違ってブランド力が大きく劣りますから、販売量の確保は難しいでしょう。



今や会社の屋台骨を支えるのが車載機事業。

ウチにとっても馴染みの深いカーナビのトップメーカーとして、収益の柱になっています。

ところが、このカーナビが大きな転換点を迎えています。

地図の記録媒体がCDからDVDそしてHDDと進化してきましたが、さすがに記憶容量については充分な水準に到達してしまい、ここ近年は目新しい進歩がありません。

にも拘わらず価格は定価30万円程度に高止まりしており、他のデジタル機器が急速に低価格化している事を思うと非常に割高感のある商材になってしまっています。

実は海外に目を向けると、PNDと呼ばれるもっと手軽なポータブルナビが主流になっており、実売価格数万円で手に入ります。

そして、チップの高性能化のお陰で機能向上が激しく、今やナビ機能自体は日本の高額機種と比べても遜色ないレベルになっています。

インテルがAtomなんて新モバイル向けプロセッサファミリーを発表しましたので、ますますポータブルデバイスの性能向上が進み携帯電話並みの価格に収斂していくでしょう。



となると、パイオニアの強みが全て引っ繰り返る事になってしまい、先行きの不透明感は深まるばかりです。

日本がリードしてきたカーナビ業界ですが、早く通信機能を搭載したネットワーク型サービスに移行しないと、本当にGarmin等の海外PNDに淘汰されてしまいます。

Air Naviのコンセプトは良かったのですから、あきらめずにサービスを継続していれば良かったんですよね。

早急に復活させて、次世代ナビの商品開発を本気で進めて欲しいと思っています。

日本が世界をリード出来る分野ですからね。

まだまだ期待しています。

新メンバー初日

今日から、サーバー管理者さんが一名新たに出社です。

朝会で皆に挨拶。

全員が緊張。

良いですね、このカンジ。

やっぱり組織は人の入れ替わりが一番リフレッシュします。



各種の社内アカウントを設定して、早速業務のためのプレ作業に着手。

様子を見ているとすぐに馴染みそうなので、早期に戦力になってくれると思います。

これでサーバー関連の作業が随分進捗するでしょう。

皆さんのご利用環境をすっきり快適にしていきたいと思っていますので、ご期待下さいませ。(^^)