旧来分野におけるイノベーション

コンピュータ対不動産屋—コンピュータ、2側面で勝利



アメリカの不動産関連サービス「Redfin」が紹介されています。

私は不動産取引の分野について詳しくないので、同様のサービスが既に日本であるのかどうか、法的規制があるのかどうかについて存じ上げませんが、通常はアメリカの方がこの手の新サービスについて進んでいますから恐らく日本でも試す価値があるのだと思います。



何か新しくビジネスを起こす時に、全く新しい分野を立ち上げるのは得策ではありません。

それはそのマーケットそのものの認知を獲得するコストが膨大だからです。

それよりも、既存の大マーケットの周辺で小さなイノベーションを起こすのが成功への近道。

既に社会的にニーズが確認されている大きなマーケット、例えば自動車・住宅・飲食等の既存分野に着目して、解決されていないニーズを新しいテクノロジーや環境変化(規制緩和等)を使って満たしてあげると、比較的短時間に成果が上がります。



古くからある遅れた業態の近くほどチャンスのタネは転がっている気がしますね。