「好き嫌いで人事」by松井道夫

ご存じ松井証券の松井道夫社長の著書「好き嫌いで人事」を読んでみました。

少々クドい文章(失礼!)なので少し読み辛いですが、松井さん独特の価値観が反映されていて、借り物でない自身の哲学を感じます。



 ・人事評価は最後は好き嫌い

 ・「山椒は小粒でもピリリと辛い」会社を作る



といった点にも共感しますが、



 ・顧客を囲い込めるというのがそもそも幻想



という主張には特に深く頷けます。

そう、ネットの世界と囲い込みは相容れない性質の考え方。

ここを大きく勘違いしている経営者が多いと思うのです。

消費者は移り気。

その時々、良いと思う商品・サービスを次々に移り歩きます。



我々は、手を休めずに革新的なサービスを生み出すのみ!、ですね。(^^)