「イーロン・マスク」ブランドの価値

イーロン・マスクの「火炎放射器」はすでに350万ドル分の予約注文を確保



「イーロン・マスク」はJobs亡き後のアメリカビジネス界のアイドル。倒産寸前の会社を彼個人の信用で建て直した実績から、彼個人の存在が歴としたブランドになっています。テスラ、ソーラーシティ、Space Xときて、次に立ち上げたBoring Companyは地下に高速移動用のトンネルを掘って交通インフラサービスを提供するのが目的の会社です。







それが何故かロゴ入りの帽子や火炎放射器を売っていますw 買ってる人はシャレのつもりなのかイーロン・マスクを応援しているのかよく分かりませんが、まだ何も実態のない会社の商品を予約という形で何十億円も売り上げてしまう。これこそブランディングの最たるものです。結局ブランドって、特定の個人がその価値を体現しているものなのですね。どこにもないその人のとんがった個性を前面に出し、存在そのものがブランドになる。



おちゃのこネットでも、売れているお店は店主さんのキャラが立っている気がします。意図的に個人が露出してブランドの個性を主張することが、顧客にお店の価値を伝える近道なのですね。だから売れているお店はどこもBLOGを大事にしてらっしゃいます。定期的に情報を発信し、拡散に努めると同時にコンテンツの蓄積と集約を忘れない。古くて新しいメディア、それがBLOGなんじゃないでしょうか。そして発信手段として未だに効果的なのが実はメルマガ。最近だとLINE@ですかね。お店からPushで情報を届ける手段がこの二つくらいしかないのです。



結局、やるべきことをコツコツと続けられるかどうかが別れ道なんじゃないでしょうか。短期で効果が出る施策は短期で廃れる。地道に体力をつけることが大事なんだと思います。勿論、「イーロン・マスク」クラスのインパクトのあるキャラをお持ちでしたら話は別ですが。