中国について思うこと

俄然大騒ぎになって来ましたね。

こういう時こそ、大手メディアの論調に振り回されずに冷静な判断材料を基に議論を進めたいものです。

参考になるソースをご紹介。



尖閣沖衝突事件の中国人船長を釈放



ま、中国はいつも通りのちょっかいをかけているだけで、過剰反応するなという意見。

結果的にアメリカの言質を引き出したことは大きな意味があり、日本外交はポイントを拾ったのかも知れませんね。

当然今回の日本政府の対応を弱腰と非難する向きも多いのですが、世の中イチかゼロのデジタルで動いているわけではありませんので、短絡的に強硬意見に触れるのも程度が低い反応だと思います。

私がずっと思っているのは、中国政府=中国人民の総意ではない、ということ。

多くの中国人の知人は皆まともですし、知的レベルの高い人が多く存在します。

彼らは総じて自国の政府を信用しておらず、高圧的な外交も人権抑圧姿勢も唾棄すべき政策と嫌悪しています。

あれだけの大国をまとめるために政府上層部が大変な舵取りを強いられているというのも理解出来ますけどね。

なので、私のスタンスは中国に過度に依存しない適度な距離感を取る、という点でずっと変わりありません。

だから、ウチは商売として中国に関わることを極力避けていますし、今後もしばらく方針に変更は無いでしょう。

しかし、今回の件、中国に傾倒しかけていた多数の人を現実に引き戻したという意味では、中国側にとってマイナスだったような。

皆が中国への依存リスクを避ける事を考えますものね。

国民感情的にもプラスにならないし、こういう事しているうちは周辺国からの尊敬なんて永遠に得られません。

中華思想の彼らはそれで良いんでしょうけど。

そろそろ、中国の発展も天井が見えてきたと思いますよ。