ネット世論はズレてる?

民主党の代表選挙は管首相の勝利という結果になりました。

正直、ネット上の論調は小沢支持の声が多かったと思うし、それは皆さんも同感だと思います。

しかるにこの結果は、特に地方のサポーターや地方議員が大きく管支持に動いたことを考えると、一般世論と大きく乖離していたのでしょうか。

幾つか、ネット上の有名ブロガーの総括をご紹介しておきましょう。



菅首相、続投(極東ブログ)

【雑談】菅さんかあ(切込隊長BLOG)



概ね皆さんが考慮した評価ポイントは、小沢さんの政治力に期待しながらも、そのカネにまつわるダーティな面をどう考えるかという点だったと思います。

ネット上には、短所に目をつむっても難局の舵取りを剛腕に期待する論調が支配的で、一般世論は生理的にそこを受け付けなかったということなんでしょうか。

一つ問題だと思っていたのは、新聞・テレビを始めとする既存マスメディアが反小沢キャンペーンで一色になっていた事ですね。

少なくはない層がこの論調に引き摺られて反小沢に回り、それが中央に伝染していった構図に見えます。

昭和の時代と違い、平成の今は反社会的な要素に対する拒否反応が非常に強いですから、清濁併せのむなんて感覚は遠い昔話になったのかもしれません。



個人的にはあれだけ特捜部が捜査して起訴に持ち込めないのですから、明らかに証拠不十分であり、今の日本に求められているのは些細な金銭トラブルよりも国家の基盤を再構築する大事業なのですから、実力のある政治家に大胆な手腕を振るって欲しかったと思っています。

これでまたしばらく課題に手を付けられないで時間だけが過ぎる停滞局面が続くでしょうね。

小沢さんの再登場はあるのかな。

半年くらいでまた政局になりそうな雲行きですが…。