facebookの使い心地

Facebook、Google抜き米国でアクセス数1位に



↑こんな事になってるので、放置状態だったfacebookを触ってみてるのですが、もう一つピンと来ません…。

たまたま知人の間でも「少し触ってみるか」というムードになっており、浅井さんの分析では、

シャワー浴びながら考えてたんだけど、facebookのわからなさは、意図するところがコミュニケーションツールというよりも、データベースであり、その操作システムだからじゃないのかな、と思う。



使い方はわからんけど、Facebookは個人情報とライフログを集約するための専用ストレージだ、ってことだけはわかる。で、自分(=管理者)の個人データへアクセスする権利を他人へ与える行為が「友達になる」機能の正体なんじゃないかな??



異様に細かくてびっくりした設定項目、あれは個人情報データベースへのアクセス権制御と結びついてるんだと思えばなんとなく腑に落ちる。



開発にあたり、mixiが徹底的に「日記」へこだわった理由がFacebookを触った今、ようやく理解できた気がする。彼らはデータベース同士の接続じゃなくて、(日本人に理解しやすい形の)コミュニケーションに寄ったSNSをリリースしたかったんだろう。



蛇足ですが、昔mixiから直接聞いた話によれば、「日本ではWebによる個人の情報発信が"日記"という形式で定着してしまったため、日記を中心的機能にせざるを得なかった」そうです。確か。蛇足終わり。



でも今はツイッターがあるもんねえ。ネットの変化は早いよ…。


確かに、日記スタイルにどっぷり浸かった身からすると、facebookにログインして「まず何をしたら良いの?」という部分に非常にとまどいます。

多分普通はtwitterアカウントの連携を設定して、終わり、みたいな事が多いんじゃないかと。

アメリカを含めた海外の使い方は、色々な個人情報の集約の場としての「パーソナル・ポータル」なんでしょうね。

基本facebookがネット上のアクティビティのベースキャンプ、というカンジでしょうか。



既にプラットフォームとして定着しているのが強みで圧倒的な開発者の存在がありますから、ニーズの大きい機能は後から外部ツールとして実装されることも予想されます。

その意味では、日本版の評価を下すには時期尚早かな、と。

もう少し待ってみることにします。