Flashは是か非か?

少し前まで、写真や動画・アニメーションを多用したリッチコンテンツの制作はFlashが王道と言われていました。

実際に沢山のWebでFlashが採用されています。

それが、Apple/Googleが「Flashという特定企業に依存するプラットフォームよりもHTML5を使おう」と言い出して、俄然雲行きが怪しくなっています。

実際にAppleのiPhoneにはFlash Playerが搭載されていないのでFlashコンテンツは閲覧できず、Appleは頑として対応しようとしません。

新しくリリースするiPadでもその対応は同様です。



それに対して、Adobeが反撃に出たのが下記。



HPのタブレット機はWindowsを背後に隠して成功–これならiPadに勝てるかも



Slate端末自体はHPの製品で、搭載されているOSはWindows7のフルバージョンと、ちょっと登場人物が多岐に渡りますが、重要なのはUIがAdobeのAIRで開発されている事。

確かにこの開発環境でiPad/iPhoneに対抗できるだけのUIを構築できるのなら、はるかに汎用性は高い。



構図はApple(唯我独尊)対Flash(その他大勢のハードウェア・ソフトウェアメーカー)。

Googleは両方に二股で高みの見物。

さて、勝者はどちら?