新車買い換え補助金は効果ある?

新車買い替えに1台最大25万円の奨励金…追加景気対策

13年以上経過した自動車を廃車にして、新車に買い替える際に1台あたり最大25万円の奨励金を出す。古い車の買い替えでない場合でも、低燃費車の新車購入費用を1台あたり最大10万円補助する。

購入後13年以上経過した自動車を廃車して、新車を買う場合には、普通・小型車で1台あたり25万円、軽自動車は12・5万円の奨励金を出す。

 また、購入後13年に満たなくても、2010年度の燃費目標基準を15%以上達成した車を購入する場合、普通・小型車で1台あたり10万円、軽自動車は5万円を補助する。


↑う〜ん、13年以上経過したクルマって、日本ではかなり少ないと思うんですが…。

ちなみにドイツの政策は、

9年以上使用した車を最新の排ガス規制対応車に買い替える場合、2500ユーロ(約33万円)の新車買い替え補助金をユーザーに支給する。


で、実際に対前年比40%増という新車販売効果を誘発する事に成功しています。

こういう政策は思い切った事をやらないと不発に終わるので、日本ももう少し条件を緩和した方が良いと思いますね。

高速道路料金の事など

高速代が安くなったと言うことで、週末に淡路島に行ってきました。

普通なら3,000〜4,000円ほど掛かる区間でしたが、チャージは1,000円。

やっぱり嬉しくなりますね。



ただこれ、よく考えると差額は政府が補填するわけですから、道路公団は全く懐を痛めずにだまって売り上げが数倍になる美味しい政策。

問題ある気もしますが、まあ経済の活性策としては効果が出ている部類だと思うので、良しとしましょう。

高速はかなりの混み具合で、帰りは神戸市内に向かう路線は20kmの渋滞でした。



しかしクルマ業界がこれだけ景気の影響を受けるとは誰も思いませんでしたね。

先進国における耐久消費財マーケットは、気分次第で数十パーセントも変動する事が証明されてしまい、恐ろしい思いです。



無給休暇、台湾で取り消し相次ぐ 半導体や液晶パネル



こういう記事を見ると、世界の生産工場である台湾あたりはそろそろ底打ちの兆しが見える気がします。

来週台湾に出張するので、現地の雰囲気を見てきたいと思っています。

プロ野球開幕

WBCで盛り上がった気分も一段落しましたが、プロ野球の通常シーズンも開幕しましたね。

特に、楽天対日本ハムの岩隈−ダルビッシュの投げ合いはテンションあがりました。

お互い素晴らしい投球だったと思います。



メジャーリーグは今のところWBCの価値向上にあまり真剣味が無い気がしますが、サッカーを見習って、WBCは国別対抗戦(サッカーのワールドカップに相当)、ワールドシリーズはクラブチーム対抗戦(チャンピオンズリーグ/クラブW杯に相当)と棲み分ければ充分両立しますよね。

ワールドシリーズのプレーオフに、しょうもないワイルドカードなんてやめて、各地域リーグのチャンピオンを入れれば良いと思うんです。

西武対レッドソックスなんてワクワクしますよね〜。



世界的にはマイナー競技なんですが、日本はやっぱり野球が盛り上がります。(^^)

お花見に出掛けましょう



全国縦断、桜名所33カ所巡り



日本が一番キレイな季節。

この国に生まれた事を感謝したくなります。

それにしても、明るい話題に乏しい世の中である。桜の咲きようで神秘を感受できた日本人はどこへ行ったのだろう。多くの人が、意地悪爺さんとなって、大判、小判を産みだす臼を、善良な花咲か爺に借りに行ったまま、帰らないのではないのか…。それとも、昔話の筋書きどおり、花を咲かせようと投げた灰が殿様の眼に入ってしまい、いまだ獄につながれているのだろうか…。もしもそうなら、わたしが代わって、花の写真をこの世に撒きましょう。


素敵な写真に、また感謝。

週末はお天気が心配ですが、堪能したいですね。

Edyって赤字だったんだ…

電子マネーのエディ、9期連続赤字でいよいよ正念場



東京に出張に行く度にシャラシャラ言ってるのを良く聞くので、てっきりEdyは黒字ビジネスなんだと思ってましたが、債務超過寸前とは…。

文中にあるように、JRの改札機のメンテとか、顧客データの収集とか、副次的な要素と組み合わせないと単独の決済機能だけでは採算が取れないんですね。

おちゃのこネットでは少額決済でも安い手数料を理由にアフィリエイトの支払にEdyを利用させてもらっていますので、サービスとしてうまく存続の道を探って欲しいと思っています。

もうはまだなり、まだはもうなり

買いたくてウズウズしている米国民 ―― 株は底か?



大前研一さんの分析と提案は、いつも切り口が面白くて良い思考トレーニングになります。

アメリカやヨーロッパの経済情勢には部分的に明るい兆しが出てきており、そろそろ底か、という雰囲気になりつつあるのですね。

少々余談になるが、いま、わたしの手許には世界各国のGDPにおける生産部門の推移を示す資料がある。それによるとEUでマイナス9.3%、ロシアがマイナス10.8%、オーストラリアがマイナス9.3%、中国はプラス6.3%である。そして米国はマイナス7.3%だ。世界全体ではマイナス8.3%である中、日本はなんとマイナス22.5%である。



 この下げぶりとそのスピードの理由は、日本が「不況慣れ」しているためである。度重なる不況を経て、日本は「防災訓練」を繰り返し行ってきた。ために、地震が来たらすぐに頭巾をかぶって机の下に隠れるのが、もはや習慣となっているのだ。これをわたしは「(指を突っ込むとギュッと閉じてしばらくは開かない)イソギンチャク現象」と呼んできた。この習慣のある・なしが、米国民と日本人のマインドの違い、また統計データの表れ方の違いになっているようにも思う。


この”防災訓練”とか”イソギンチャク”とか、面白い表現ですよね。(笑)

一番傷が浅いと評価されていたはずの日本が一番数字は悪いというのが本当に納得行きませんが、心配性な国民性の反映なのでしょうね。



そろそろ本当に潮目が変わりつつあるのでは?