NewYorkTimesの取り組み

NYTimes.comがAPIを提供開始!280万記事のデータベースで何を作る!?



う〜ん、これスゴイ…。

スゴイんだけど、例によって収益性の裏付けは無いんでしょうね。



アメリカの新聞の凋落

(前略)がんばるくらいではどうにもならない状況かと。今後淘汰が進み、全米で3紙 くらいしか残らないんじゃないでしょうか。Wall Street JournalとNew York TimesとUSA Todayとかかなぁ。

とはいうもののまじめなジャーナリズムには金がかかるわけで、それをどこから取ってくるか、というのは大問題なんですな。で、NPOという話しもありかと。一紙くらいはNPO化で優良新聞が残れるんじゃないかと思います。


恐ろしい話ですが、だからこそNewYorkTimesの試行錯誤は本気度が高く、様々な観点から可能性を追求しているのが良く分かります。

何とか突破口を見つけて欲しい。

この辺は、「広告費のパイ全体が、テレビ等からインターネットに移ることで、少なくとも短期的には減少する」という見通し通り。やがては需要と供給が均衡してある程度元通りになっちゃうと思うけど、今はまだインターネットの有効性をわかってない広告主が多いから、インターネットをわかってる広告主にとっては、インターネットは他のメディアに比べて安上がりになっちゃってる訳ですな。


↑こちらのchikaさんの最新エントリーでのコメントも納得。

同じ結論に到達するにしても、後追いでは全くおいしいところが残っていない可能性が高いわけですから、日本のメディアもトライする姿勢を見習って欲しい。

内需不足

なぜ日本経済が諸悪の根源のアメリカより痛い思いをしているのか



う〜ん、確かにデータが実感を裏付けていますね〜。

アメリカの景況感がどうなのかはメディアが伝える情報に頼るしかありませんが、明らかに日本の方が深刻な気がします。

中高年層にとっては年金財政の見通しが暗くて老後の不安、若年層にとっては雇用環境の悪化と、どの年齢層も安穏とは日々を暮らせない心境。

そりゃ消費支出が増えるわけありませんよね。

かつて80年代後半は、円高を乗り越える為に無理な内需拡大策→バブル→崩壊、という経験をしたわけですが、今回は乗り切るための方向性が見えません。

皆が巣ごもりしてると悪化する一方ですから、せめて外で一杯飲みながら考えましょうか…。

糸井さんと原丈人さんの対談

原丈人さんの事は一応存じ上げていましたが、この糸井重里さんとの対談をじっくり読むまで原さんのバックグランドとか人柄等については深く知りませんでした。



が、スゴイ…。

この人、とんでもないスケールの人です。

で、クチだけじゃなくて、ちゃんと全部実行してる。



従来の市場経済的な価値観が行き詰まっている今だからこそ、次代のヒントになりそうな気が本当にします。

ご一読をお勧めします。



「原丈人さんと初対面。」−ほぼ日刊イトイ新聞



この対談、まだまだ続きます。



対談第一部

対談第二部

対談第三部



この人、イヤミが無いのが良いなあ〜。

懐かしい方々の来社

今日は何故か懐かしい方々からの連絡が相次ぐ不思議な日。

久し振りに昔話に花が咲きました。

しかし時が流れるのは早いと実感しますね。