スタグフレーションの足音

アメリカの経済状況は日増しに深刻さを増しているように思えます。

昔経済学の授業でスタグフレーションの恐ろしさについて習いましたが、恐らくもうその状況になっちゃってますよね…。

原油に代表される一次産品の高騰と、景気の悪化が同時に到来してしまっている悪夢。

日本の経験からすると、住宅市場のクラッシュから脱却するのは簡単な事ではありません。

日本は概ね10年以上を費やして何とかバブル崩壊後の負債を処理しましたが、アメリカはどれほどの時間で後処理を終えることが出来るのか。



数年は回復は見込めない、くらいの覚悟が必要かも知れませんね。

当然日本経済も大きな影響を被ります。

不況下は企業体質を改める良いチャンスとも言いますので、筋肉質な強い組織を作っていくしかありません。

耐えどころですね…。