神戸の求心力を上げねば

今日はお世話になっている人材関連代理店さんの営業マネージャーさんが来社。

異動になるので、後任の営業担当者の紹介。



後任の彼女は20代後半で、前職は英会話教材の訪問販売をしていたのだとか。

相当シンドイ仕事なので、きっと色々ツラい経験をして来た事でしょう。

そこを簡単に逃げずにクリアしてきた人というのは、信頼できると思います。



最近かなり景気は上向いてきている感がありますが、マネージャーさんによれば兵庫の景況感はあまり改善していないとのこと。

兵庫の有効求人倍率が1.0を上回れない状況が続いていると。

松下やシャープを始めとして、関西の電機メーカーはかなり業績が良いのですが、兵庫には波及効果が薄いんですね。



で、話題になったのが、兵庫の人材供給源としての存在感について。

東京で活躍している人の兵庫出身率は相当高い。

これ、本当に実感します。

問題は、高校を卒業してから先の受け皿として神戸/兵庫の魅力が加速度的に薄れてしまうことです。

大学にしろ、職場にしろ。

圧倒的に流出過多になっている原因は兵庫の企業人に責任がありますので、我々はすべからく反省すべきですね。



若い人が「ここで働きたい!」と強く願うような魅力的な企業を一つでも多く作らないと、せっかくの神戸のポテンシャルがいつまでも生きてきません。

いつまでも「何となくオシャレ」なんてイメージに頼ってちゃダメですね。

期待に応えられる受け皿の一つになりたいと思っています。