TV局の買収

最近のネット企業によるTV局の買収行動は、果たして正しいのでしょうか?

古くはソフトバンク・ニューズ連合によるTV朝日買収。

そして、livedoor対フジテレビ、楽天対TBS、とメディアを賑わしていますね。



「新興ネット企業が、消費者行動に影響の大きいTVメディアを欲しがるのは分かる。」

という意見がある反面、否定的な意見の根拠はAOLによるタイム・ワーナー買収のその後の経緯です。

まだ結論では無いのかも知れませんが、今のところAOLの立場は買収当時よりかなり弱体化しており、買収は失敗に終わったという見方が多数です。



「TVはWatchするもの、ネットはSearchするもの」

と両社は画面に向かう時の消費者の行動パターンが対極的ですから、私は実は親和性が低いのかも、と思っています。



「ただTVのコンテンツをネット配信しても、今のところそれはただの映りの悪いTVに過ぎない」

この見方をくつがえすだけの工夫があれば、それは新しい付加価値をもたらすかも知れませんが…。

どちらにしてもギャンブルがすぎるのでは? (^^)