組織の成功 = 個人の幸せ、ではない

今私が取り組んでいることは、新プロダクトのプランとリモートワーク体制の導入です。これらのことを考えていると、必ず話が経営理念の問題に戻ってきます。全ての土台ができていないと、その上に建てる構築物の具体案を決めれないということなのですね。回りくどいようにも思えますが、ここを飛ばしては何も決めれないのです。

幸せな働き方や会社の風土や文化についてあれこれ考えていると時々思います。JobsやBezosはこんなこと考えてたのだろうかと。多分考えてない。だから圧倒的なプロダクトの成功を前にすると、全ては些事であるようにも思えます。

ここで、もう一歩踏み込んで考えてみる。では、AppleやAmazonの社員はみな幸せなのだろうかと。幸せな人も多いでしょうが、そうでもない人も多い気がする。ただの主観ですけど。それはつまり、組織として経営的に成功していても、それが即ち個人の幸せと直結しているわけではないということなのだろうと思います。経営者はどうしても会社目線でものごとを考える。それが社員に共感をもって受け入れられるかは分からない。今は会社と個人のパワーバランスが変化している最中な気がしています。そな流れに気付き、個人を尊重する風土を作れた会社が勝者として残るのではないでしょうか。

経営者としての常識を作り変える作業はなかなかシンドいのですか、やってみようと思っています。