デジタルコンテンツの購入体験

CARZYをやってますので、最近デジタルコンテンツの流通に関心が向いています。

皆さんが身近で購入体験があるとしたら、やはりiTunesでの音楽ダウンロード購入でしょうか。

私はデジタルネイティブ世代ではないので、やはりCDパッケージに拘りと思い入れがあり、今までダウンロード購入には抵抗がありました。

Amazonで手配すればすぐに届きますしね。

でも何でも経験と思って一度やってみると、確かに手軽ですよね。

今まで購入したCDだって、一度リッピングしてiTunesに取り込めば二度と使う事はなかったので、不要と言えば不要だったんですけどね。

新しい体験に移行するには心理的な抵抗感が一番の敵、という事なんでしょうね。



で、一歩進めて、今度は映像コンテンツの購入体験。

やはり入り口はAppleでしょう、ということで、Apple TVからの映画ダウンロードを試してみました。

初回はクレジットカードのセキュリティコードの入力を求められましたが、二度目以降は拍子抜けするほど簡単にレンタル出来ちゃいます。

まさにワンクリック。

子供が勝手にレンタルしちゃうと困るんだけど、それくらい自然で良く出来たUIデザインです。



もう一つ、PS3でのHuluも試してみました。

こちらはアカウントが無かったので、PCでのアカウント登録が必要。

無料体験にもクレジットカードの登録が必要なんですね。

で、ラインナップを確認。

確かにアメリカのTVドラマシリーズはそれなりに多いんですが、映画が貧弱ですね。



この、コンテンツラインナップの日米差は深刻です。

結局日本のコンテンツホルダーが抵抗してるんでしょうね。

これだけ黒船が圧力掛けても変わらないとなると、どうしたら良いんでしょうか。

ちきりん女史が言うように、重力崩壊するレベルまで放置してある日状況が変わるのを辛抱強く待つしかないのでしょうか。

ホリエモンのような突破力のある異端を上手く扱えない我が国の懐の狭さが残念です。